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戦火の生贄
戦場での陵辱劇をテーマにした小説を中心にしています。※18歳未満は閲覧禁止
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戦火の生贄~東方の巫女~


 戦場に爆炎が上がり、幾人もの兵士が弾け飛ぶ。
 兵長が陣を立て直そうとするが、新たな火球が襲い、兵長は爆炎の中に消えた。
 「まさか奇跡とはねぇ、まいったなこりゃあ。」
 丘の上、本陣から状況を見ていた髭男が、ぼそりと呟いた。
 「ま、まいったなでないわ!一体、これは何たるザマだ!」
 髭男に怒鳴っているのは神経質そうな男、軍人にしてはやや貧弱な体躯、刺繍だらけの派手な軍装も、この前線にはやや相応しくない。
 この神経質そうな男の金切り声を、気にもとめず髭男はにやにやと、火球と兵士達の弾ける戦場を観察している。
 「しかしねぇ、閣下、アレを見たでしょう、無闇に攻めても兵を失うだけですぜ。」
 「うう、うるさいわ!お前の意見なぞ聞いておらん!」
 「陛下が待っておられるのだぞ!これ以上時間をかけては、面目が立たんわ!」
 「大体、貴様はこんな所で何を暢気にしておる、前線を崩すのが貴様ら傭兵の役だろうが!」
 閣下と呼ばれた男が、こめかみを引きつらせながら、更に大声で喚きたてる。
 「まぁ、報酬分の仕事はしますがねぇ」
 「そうじゃ、何故貴様が前線に立たん!陛下より預かった騎士団をこれ以上失う訳にはいかん、貴様らはどんな犠牲を払ってでも前線を崩してみせよ!」
 「ほぅ、傭兵風情の犠牲なら、いくら払っても構わんと。」
 それまで、にやにやと笑っていた髭男が、殺気の篭った目で閣下と呼ばれた男を射抜く。
 「ひ、な、何じゃその目は、我輩は畏れ多くも皇帝陛下より指揮権をお預かりする…」
 「ハ、これが仕事ですからねぇ、突破して見せますぜ、但し、奪った物は全て報酬としていただく、これが条件でさぁ。」
 相手の動揺が収まらぬうちに、条件を付きつける。
 「フ、フン、勝手にするが良かろう……この野蛮人め。」
 「承知いたしました閣下、では。」
 髭男は傭兵隊の陣へと戻って行った。


 「ええい、奴らいつまで無駄な事を続けるつもりだ!撃て、撃て!奴らを燃やし尽くせ!」
 丘の下に張られた陣では、恰幅のいい指揮官が怒鳴っていた。
 彼の命で動いているのは、まだ若い少女たち。
 下は10歳を過ぎたばかりの幼い者から、上は15・6前後の少女が10名ほど、皆、前合わせの白い上衣に紅い袴を身に付けている。
 そして、彼女たちが空に手をかざす度に、火球が生まれ敵兵を焼き尽くす。
 彼女たちは東方から連れて来られたシャーマンである、カグヅチという異教の神に仕える彼女らは炎の奇跡を起こす力を持っている。
 しかし、戦のためにその力を使うのは、本来彼女らの良しとするところではなかった。
 ふらり、と彼女らの中で特に幼げな少女が倒れ掛かり、側にいた年長の少女が慌てて支えになる。
 「何をしておるか!敵はまだいるのだぞ、さっさと奴らを撃たんか!」
 「む、無理です!この子はもう限界です、少しだけでも休ませて下さい!」
 年長の少女が指揮官に訴える、彼女たちの起こす奇跡は無限ではない、己の身に神を降ろして起こす奇跡は、心身を消耗していく。
 まだ見習と思われる少女が連続で奇跡を起こすのは、未成熟な身体に大きな負担をかけていた。
 「むう、ではお前が二人分働くのだ!とにかく敵の殲滅が第一だ、わかったな!……くそ、奇跡の使い手と聞いていたが、戦のいの字も知らぬガキではないか…」
 前線の兵士は守り一辺倒で、指揮官の男は怒鳴るばかり、少女たちの操る火球だけが守りの要であった。
 「あねさま……ごめんなさい…」
 倒れた少女の頭を撫でながら額の汗を拭う、見ればこの少女だけではない、皆消耗が激しい、特に見習いの者は足元がふらついている。
 「大丈夫よ、あなたは休んでいなさい、私はまだ大丈夫だから、みんなで一緒に帰りましょう。」
 年長の少女たちは、互いに励ましあい、気力を絞りながら、消耗した者を休ませる。
 庇いあいながら、死力を尽くす少女たち、しかし、指揮官の男はそれを苦々しく見ていた。


 「ハ、よくこれだけの脚が揃ったもんだ。」
 騎兵たちを目の前に髭男が笑う、駿馬で構成された騎馬隊は傭兵隊の中でも命知らずな男達、それを率いるのは副隊長の痩男だった。
 「おう、解かってるな、死にたくなけりゃぁ、ひたすらに突っ走れ。」
 痩男は、髭男の言葉に無表情のまま無言で頷いた、別に恐怖はない、そういう性分なのだ。
 「よし行け!全力で走ってこい!」
 痩男の合図で、騎馬隊が一斉に丘を駆け下りる。
 敵の前線に向って、真っ直ぐに駆ける騎馬隊、そして案の定彼らの頭上に火球が出現する。
 しかし、騎馬隊は敵の前線を掠めると、戦闘には持ち込まずそのまま駆け抜けた。
 火球が炸裂し、かわし切れなかった何人かが弾け飛んで炭になる。
 しかし、彼らは止まらない、前線を駆け抜けた騎馬隊はすぐに折り返し、再び突進をかける。
 火球の炸裂、再度何人かの犠牲を出すも騎馬隊は前線を駆け抜け、折り返しては突進をかける。
 「ええい、何てざまだ!よく狙え!」
 指揮官は怒鳴り散らすが、言われるまでもなく少女たちは必死である。
 しかし、彼女たちは軍人ではない、特に戦闘訓練を受けたわけでもなく、まして心身共に消耗している身体では、火球を自在に操ることままならない。
 騎馬隊を襲う火球の数も減り、その威力も明らかに落ちていた。
 「ハ、騎士サマの馬はさすがによく走るぜ…よし、全員突撃!奪った物は全て報酬にしていいぞ!」
 戦況を観察していた髭男は、機を逃さず残った歩兵たちに合図を下す。
 「おおー!」
 前線を駆け抜けていた騎兵と共に、丘の上から歩兵隊が突撃した。
 もはや、火球の奇跡は怖れる程の物ではない、前線は瞬く間に混乱に陥った。
 逃げ出す兵は、騎兵隊の長槍に背中から貫かれ、抵抗する兵は力を蓄えていた歩兵隊に次々と討ち取られた。
 「く、なんという事だ、撤退だ!撤退せい!」
 恰幅のいい指揮官が、騎馬に飛び乗り撤退を宣言すると、残った兵も我先にと逃げ出していく。
 「まって下さい、まだ走れない者もいるのです、馬を馬を貸して下さい。」
 年長の少女が、指揮官に追いすがる。
 「ふざけるな!貴様らが防ぎきれなかったせいだろうが、せめて追撃を防いで見せろ!」
 指揮官はそう言い棄てると、少女を蹴り倒し馬を走らせた。
 残されたのは、逃げ遅れた僅かな兵と、戦場にかり出されたシャーマンの少女たちだけである。
 

 戦場は、怒号と悲鳴に満ちていた。
 年長の少女は、他の者を纏めて脱出を図っていたが、既に戦場は混乱しており、逸れてしまっている者も多い。
 そして、何人もの攻め手を打ち倒してきた少女たちは、この場では一番の標的となっていた。
 最初の犠牲になったのは、おかっぱ頭のまだ幼げな少女だった。
 戦場から逃れようと彷徨ううちに、数人の傭兵たちに囲まれてしまっている。
 元々、内気で気の弱い少女は、恐怖に脚を震わせ立ち竦むばかり、しかし、傭兵たちは容赦なく襲い掛かる。
 「いや、いやあ。」
 少女は逃げようとするが脚が言う事を聞かない、もつれる様に倒れ這いずる様に逃げようとするも、すぐに捕えられた。
 後ろから襟を掴まれ、力尽くに引っ張られると、合わせの上衣が乱れ膨らみ始めの幼い乳房が覗く。
 艶のある黒髪を掴まれ、少女が泣き顔を上げると、目の前に剛直が着き付けられた。
 「へへ、そんなに慌てて何処に行こうってんだ?」
 初めて見る、男のモノに少女が息を飲む。
 「逃げるトコなんて、ねえんだよ!」
 そう言うと、傭兵は小さな口をこじ開けるように、剛直を突き入れた。
 「んむぅっ!!んんっ、おぷっ、んふぁっ…」
 固く熱いモノが、柔らかな唇を割り喉奥まで陵辱する、咥内を犯されるなど考えた事もない少女は混乱し、為すがままになっている。
 傭兵は、乱暴に少女の喉を何度も突き上げると、咥内に白濁の精を放った。
 「んん!んんんーーー!!……う…あふ…うえぇ…」
 咥内を満たす強烈な臭いに、中の物を吐き出した、小さな唇を伝って白濁の粘液がこぼれ落ちる。
 傭兵たちは、未だ混乱している少女の肌蹴た胸元に手を入れ、膨らみ始めの突起を嬲りながら、衣を引き剥いだ。
 紅の袴を剥ぎ取られると、肉付きの薄い腰があらわになる、彼女たちは下着を着けていなかった、どうやらそういう宗派らしい。
 少女は後ろから、その細い脚を掴まれ、閉じた幼裂を晒される。
 「ひゃはは、まるで犬の小便だぜ。」
 「まだツルツルじゃねーか、こんなガキにしてやられたとはな。」
 「へへ…わるいガキにはお仕置きが必要だよなあ。」
 傭兵は、少女の脚を掴んで持ち上げると、後ろから貫いた。
 「ひぎぃ!!うああぁーー!」
 閉じた幼裂を引き裂かれ、少女が悲鳴を上げる、地面を掻いて逃れようとするが、すぐに引き戻され奥まで突き入れられる。
 傭兵は、追い討ちをかけるように狭い秘洞を割り、幼い子宮まで突き上げ蹂躙する。
 「いやぁ!!痛いのもういやぁ…うぎぃっ!!…ひああぁ!!」
 少女が地面に爪を立て泣き叫ぶ、傭兵はさらに乱暴に突き上げると、幼い子宮に熱い精と叩きつける。
 「うああぁぁーーー!………う…あ……ひ…は…」
 まるで、潰れた蛙のような格好で倒れる少女、その身体が痙攣する度に貫かれた幼裂から白濁が溢れ出す。
 しかし、傭兵たちは未だ納まらない、少女の息が治まるのも待たず、次の男が少女を組み伏せた。


 戦場の片隅では、年少の少女が異形の巨漢に追い詰められていた。
 「や、やだ…あねさま、あねさまぁ…」
 まるで小山のような巨漢を目の前に、少女はただ震えて泣くばかり。
 護身用の短刀を抱えているが、その震える小さな手に見合う大きさではない。
 殺戮の中で幼い少女を目の前に、興奮した巨漢が少女を捕らえようと、歩を進めた。
 「ひ…い、いやあ!!」
 「ウオッ!」
 少女が叫んだ瞬間、巨漢の目の前に炎が弾けた。
 突然の事に、巨漢が一瞬怯むがそれまでだった、炎は巨漢の顔に軽い火傷を負わせたに過ぎず、その凶暴さを煽っただけである。
 「アヂイダロ、ヂクショウ。」
 最後の力を使い果たして倒れる少女を、巨漢の岩のような手が乱暴に掴む。
 そのまま、少女の細枝のような脚を掴んで吊り上げると、力任せにその衣を剥ぎ取った。
 巨漢はその人外のような目をぎらつかせて、少女の身体を観察する。
 ようやく膨らみの兆しが見えたばかりの薄い胸に、一本の筋でしかない閉じた幼裂。
 獣のような息を上げる巨漢は、興奮のままに少女の細い脚を左右に引っ張った。
 「あぎぃ!!」
 少女の小さな腰からごきりという音がした、力任せに開かれた両足はほぼ水平に開かれ、閉じていた幼裂も左右に引かれ、僅かに桜色を覗かせている。
 大きく見開かれた瞳からは、ぽろぽろと涙をこぼし、小さな唇が震えるように動く。
 「…あ……あね…さ…ま……あ…ね…」
 消え入りそうな声で、うわ言のように繰り返す。
 巨漢は、先から液のしたたり落ちる剛直に少女の幼裂をあてると、掴んだ脚を引き寄せた。
 「ひぎぃあああぁぁぁーーー!!」
 幼い少女のものとは思えない悲鳴があがり、その幼裂に収まるとは思えない剛直が未成熟な身体を貫いた。
 割れ目でしかなかった幼裂は限界以上に拡がり、つるりとした下腹は剛直の形に突き上げられている。
 少女は目を見開いたまま、時折身体を痙攣させるが、既に意識があるようには見えない。
 そんな少女に構うことなく、巨漢は獣欲のままに少女の小さな身体を突き上げ始めた。
 されるがままに細い手足を揺らす少女、それは既に性行為でもなければ陵辱ですらもなく、まるで少女という道具を使った自慰行為のようであった。
 そして、既に壊れてしまったであろう幼裂に限界まで突き入れると、獣の咆哮を上げ大量の精を吐き出した。
 幼い胎内に収まりきらない白濁の精が、少女の幼裂からあふれ出し、少女の身体を汚していく。
 しかし、それでも少女は言葉もなく、あどけない顔をつたう精液にも目見開いたまま。
 そして、興奮冷めやらない巨漢は、再び少女の身体にその獣欲をぶつけ始めた。


 一方では年長の少女が、高く結った髪をなびかせながら、東方の湾曲刀を振るい応戦していた。
 武道の心得もあるこの少女は、やや吊り上がった目を光らせる。
 他の少女たちを逃がそうと、疲労している筈の身体を奮い立たせ、湾曲刀を振るう少女は意外と手強く、傭兵たちも手を焼いていたが、痩男の槍に脇腹を突かれ遂に倒れた。
 「くそ、手ぇ焼かせやがって、このガキ。」
 傭兵の一人が、倒れた少女を蹴飛ばす。
 「うあっ……う…くっ。」
 「ハ、そう乱暴にするな、どうせもう暴れられやしねぇよ。」
 そこにやって来た髭男が、少女の顔を覗き込む。
 「随分と頑張ったじゃねぇか、だが残念だったなぁ、もう逃げれるヤツはいねぇよ。」
 気が付けば、そこらかしこから少女たちの悲鳴が聞こえてくる、その悲痛な声は陵辱によるものか、それとも嬲り殺しにされているものか。
 何としても守りたかった少女たち、それを彼らは笑いながら嬲り者にしているのだ。
 「く…外道…」
 白い衣を血に染め、痛みにうめきながらも、凛とした目で傭兵たちを睨みつける。
 「ヘッ、生意気なツラしやがって…滅茶苦茶にしてやりたくなるねぇ。」
 少女に圧し掛ると、衣の襟を左右に開く、まだ小振りな少女らい乳房が露になりふるりと震えた。
 「っへへ…こっちの方は、随分と可愛いじゃねぇか。」
 掌ほどの淡い膨らみを力任せに握る、少女は痛みに眉を顰めながらも、唇ごと苦痛の声を噛み殺す。
 武道の心得があるとはいえ、髭男の力は強く、まして深手を負った身体には力が入らない、傷ついた身体をいたぶるように衣を剥ぎ取られ、細く締まった身体を晒される。
 「く……や…め…この……けだ…もの…」
 少女が苦しそうに吐き出す侮蔑の言葉に、髭男はいやらしい笑いを浮かべながら少女の脚を割り、まだ薄い産毛の秘裂の剛直を押し当てる。
 「獣の子を孕ませてやるぜ。」
 少女の耳元でそう呟くと、一気に腰を突き入れた。
 身体の裂けるような衝撃が少女を襲う、背が折れそうなほどに仰け反り、見開いた目に涙が浮かぶ、しかし、その涙がこぼれそうになった瞬間、少女は固く目を瞑り唇を噛む。
 「あぐっ!…くっ……はっ…はっ……この…ころ…してや…ぐぅっ…は……は…」
 深手の身体を乱暴に犯されながら、悲鳴も上げず耐える少女、しかし、髭男は益々乱暴に狭い秘洞を蹂躙し、小振りな乳房を弄ぶ。
 何時しか、少女は言葉も無く弱々しく、息を吐くだけとなっていた、脇腹から流れ出した血は地面を赤く染めている。
 「ハッ…いくぜ…獣の子種を…くれてやる。」
 少女の奥まで突き入れ、精を叩きつけた、そして全てを吐き出す様に、何度も抽送を繰り返す。
 ようやく少女の身体を解放する、見開いた目は何も映さず、力無く横たわるその身体は、既に息をしていなかった。
 「ハ、なんだ、もう孕む事もできねぇか。」
 倒れたまま、だらしなく脚を開いて全てを晒している少女。
 生前、散々に傭兵たちをてこずらせた少女の、変わり果てた姿に傭兵たちが好奇の目を向ける。
 「よう、待たせたな、好きにしていいぜ。」
 髭男の言葉に、痩男が少女の亡骸を陵辱する、ぐったりとした身体を突き上げる度に、かくんかくんと頭が揺れ、小振りな乳房が跳ねる。
 「散々てこずらせてくれたがよ、こうやって見りゃ、結構可愛いじゃねーか。」
 「ああ、まだあったかいみたいだし、これなら食いちぎられる心配もねえ。
 傭兵たちは、痩男に続くように陵辱に加わる。
 発育途上だった乳房の弾力を楽しみ、唇を割って喉奥に精を吐き出す。
 入れ代わり立ち代り、傭兵たちに陵辱され、少女の姿は瞬く間に白濁に汚されていった。


 「大将、本体の連中が来ましたぜ。」
 「ハ、ようやくのご到着か。」
 髭男のもとに、本体到着の知らせが入る。
 「よし、閣下をご案内しろ。くれぐれも、失礼のないようにな。」
 攻め落とした本陣で、髭男が笑う。
 やがて、傭兵の案内で派手な司令官がやって来る、しかし、その顔は心なしか青ざめていた。
 「いやぁ、閣下ようこそ、約束どおりに攻め落としましたぜ。」
 「き、貴様、これは…一体どういう事だ。」
 閣下と呼ばれた男の声は震え、周囲に目が泳いでいる。
 男を取り囲んでいるのは、逃げ遅れた兵士達の積み上げられた首。
 そして板に打ち付けられた、年端も行かない少女たちの亡骸、中には秘裂から槍で貫かれて立たされている者もいた。
 何れの少女たちも、その姿から陵辱のうえ殺された事は明らかである。
 「た、確かに、攻め落とせと言ったが、この有様はどういう事かと…」
 「閣下!」
 髭男の声に司令官が身をすくめる、髭男はにやりと笑うと、言葉を続けた。
 「ここは戦場、我々が勝ったら全て頂くと約束でしたな。」
 「た、確かにそうだが…」
 「そして、約束どおりに全て頂いた、問題ありませんな。」
 もはや、司令官はただ首を縦に振るだけであった。
 そして、髭男は少女たちの亡骸を見渡して言った。
 「いやあ、次の戦が楽しみですなぁ、閣下。」