村外れの丘を登った先に、1件の小さな教会がある。
週末にもなれば礼拝の村人も訪れるが、普段は人通りも少なくもの寂しい場所。
敷地には小さな菜園があり、そこでは小さな人影が作物の手入れをしている。
「シスターシンシア、お食事の用意が出来ましたわ、手を洗っていらっしゃいな」
「はい、ただいま」
もうじき太陽が真上に昇ろうという日差しの中、元気な返事をして顔を上げたのは、未だ幼さを残した12歳程の少女であった。
しかし、未だ子供と言う様な年頃でありながら、その身には僧衣を纏っており、この教会に住まう修道女だと見てとれる。
そして、教会の戸を開けてシンシアと呼ばれた少女を迎えたのは、美しい金髪を肩で切り揃えた女性。
やはり修道服でその身を包んだ彼女はシスターキャスリン。
19歳という若輩でありながら実質上、この教会を管理する立場にある修道女であった。
「それではシスターシンシア、主に感謝のお祈りを」
「はい、シスターキャスリン」
粗末なテーブルに向かい合った二人は、パンと少々の野菜を前に感謝の祈りを捧げる。
「父よ、あなたのいつくしみに感謝してこの食事をいただきます」
「ここに用意されたものを祝福し、わたしたちの心と体を支える糧としてください」
落ち着いて流れるような祈りを上げるキャスリンに比べて、シスター見習いのシンシアは多少ぎこちなく集中に掛ける様ではあるが、キャスリンはそれを咎める事もなく祈りを続ける。
「父と、子と、聖霊のみ名によって、アーメン」
シンシアが集中を欠いている事には、その未熟さにもあるが、ついつい祈りを捧げるキャスリンに見とれてしまう事にもある。
事実、キャスリンは大変に美しい女性であった。
抜ける様な色白い肌に紅い唇、物腰は柔らかくその瞳は自愛に満ちて、言わばシンシアにとってキャスリンは敬愛の対象であり、理想そのものであった。
「それでシスターシンシア、畑の方はどうかしら?」
食事を取りながら、日課とも言える二人の他愛もない話。
「はい、お天気の良い日が続いてましたけれども、ちゃんと水撒きはしていたので、お野菜たちはとても元気ですよ」
「それは良かった、貴女が毎日頑張ってくれているから、とても助かっていますわ」
「い、いえ、わたしはそんな…まだまだです」
キャスリンが柔らかに微笑むと、それに釣られる様にシンシアも恥ずかしそうに、あどけない笑みを浮かべる。
母娘の様であり、姉妹の様でもある、何れにしてもこの小さな教会で、二人は慎ましくも幸せな生活を送っていた。
ささやかな食事も終わり、シンシアが菜園へと戻ると、平日には珍しく丘を登って来る人影があった。
「これはシスターシンシア、シスターキャスリンはおられますだか?」
それはシンシアも見知った、村の農夫であった。
「は、はい……シスターキャスリン、お客様です」
「はいただいま…あら、一体どうなさいましたの?」
「いやあ…その…へへへ」
顔を出したキャスリンに対して畏まる様に笑う農夫。
シンシアは正直なところ、この男をあまり好きではなかった。
いつも卑屈そうに笑っているものの、男がキャスリンを見る目はまるで嘗め回すような、いやらしい視線で見るからである。
確かにキャスリン身体はくびれもはっきりとしており、特にその修道服を押し上げる豊満な乳房は、未だ幼げなシンシアから見れば女性らしい美しさと憧れてもいたが、それ故にこの農夫の様な獣じみた視線は、まるでキャスリンを汚している様で我慢ならなかった。
「それで、どういったご用件でしょうか?」
「へへ…その、何といいますか…赦しを頂きたくて」
男はじろじろとキャスリンを見たまま、頭を掻いて申し出る。
「そうでしたか、それではことらへどうぞ」
男を礼拝堂の懺悔室へと案内するキャスリン。
さすがに告解の告白となれば立ち会う訳にもいかず、シンシアは二人を見送る他なかった。
「いや…その、ありがとうございましただ」
礼拝堂より出て来た二人。
農夫はあいも変わらず、いや以前にも増してそのねっとりとした視線を隠そうともせず、薄笑いのままキャスリンをじろじろと見ている。
「ご…ご安心下さい、主は悔い改めた者を…その…決してお見捨てにはなりませんわ」
キャスリンもどこか不自然な様子であった、色白な頬が赤みを帯びて、まるで熱にでも浮かされているかの様であった。
「へへ…それでは、わたしゃこれにて失礼いたしますだ」
「あの…大丈夫ですか?シスターキャスリン」
「え!?ええ…大丈夫ですわシスターシンシア」
農夫が立ち去るのを待ってシンシアは声をかけるが、やはりキャスリンの様子はどこかぎこちない」
「そうですか?お体が優れない様でしたら、少し休まれた方が…」
「そ、そうですわね、それでは少し休ませていただきますわ」
「はい、どうか無理をしないで下さいね」
気遣うシンシアに悪いと思ってか、キャスリンは教会へと戻って行った。
「さ、シスターシンシア、今日はもうお休みなさい」
一日の勤めを終えて夜の祈りを終えた二人。
既に夜も更けており、二人とも今は修道服ではなくネグリジェを身に着けている。
修道女には有るまじき色香を漂わせる様なキャスリンに対して、未だ身体の起伏にも乏しいシンシアは、どこか気恥ずかしさすら感じてしまう。
「はい、でもシスターキャスリンは?」
「私はまだ少しする事がありますので、貴女は先にお休みなさいな」
キャスリンは、未だ幼げな少女であるシンシアを気遣い、教会の雑務が残っていてもシンシアを先に休ませる事は度々であった。
「分かりました、ではシスターキャスリンも、無理はしないで下さいね」
シンシアもキャスリンの心遣いは承知していたので、その言葉に甘える事にする。
「それでは、おやすみなさいシスターキャスリン」
「はい、おやすみなさいシスターシンシア」
ベッドに入り目を閉じるシンシア。
こうして見れば、歳相応の愛らしい少女である。
「イエス、マリア、ヨセフ、永遠の憩いを迎える恵みをお与えください」
「父と子と聖霊の御名によって、アーメン」
就寝の祈りを捧げて目を閉じるシンシア。
隣のベッドにキャスリンが居ない事に少しだけ寂しさを覚えもしたものの、既に遅い時間だった事もあり、シンシアは吸い込まれる様に眠りについた。
ところが、しばらく経って後、シンシアは不意に目を覚ました。
隣のベッドにキャスリンが戻っていないという事は、就寝より然程に時間は経っていないという事か。
昼間の様子からキャスリンの事が心配になったシンシアは、ベッドを抜け出して礼拝堂に向かう。
燭台の灯りが灯っている所を見ると、どうやらキャスリンは未だ礼拝堂に居るらしい。
流石に遅い時間である事に、声を掛けようとシンシアが扉に手をかけた時であった。
「…ふ……んっ…ふあ……んんっ……」
扉の向こう側より、キャスリンのくぐもった声が聞こえて来た。
何処か具合でも悪いのかとも思ったが、その声はあまりに艶かしくシンシアを戸惑わせた。
「…ん……ああっ…主よ…お許し下さい……告解とはいえ…あの様に…淫らな…ふああっ…」
礼拝堂の中では、キャスリンが寝間着のままで自らを慰めていた。
はしたなくネグリジェの裾を捲り上げ、豊満な乳房も露にしながら、硬く尖った頂に細い指を這わせ。
金色の茂みを分けて秘裂に達した指は、泉の如く溢れる雫に淫らな水音を立てている。
「…ああっ……いけません…その様なこと……私は…私は…ふああっ…」
キャスリンの頭の中では、昼間に訪れた農夫の告解が、一字一句蘇っていた。
農夫は告白した。
街に出掛けた際、妻を持つ身でありながら、若い娼婦を買ってその身体に溺れた事を。
柔らかな乳房に赤子の様にむしゃぶりつき。
蕩ける様な蜜壷に己を沈めて、包み込む快楽の中で何度も淫蕩に耽ったと。
農夫は次第に紅潮するキャスリンの顔を窺い、薄笑いで汚らしい一物を勃てながら、淫らな極まりない行いについて語り続けた。
「…んふっ…あっ……そんなっ…そこはっ……んんんっ…」
農夫の言葉がまるで自らの事であるかの様に、キャスリンの身体を責め立てる。
細い白魚の様な指が、硬くささくれ立った指と重なり、白い柔肌を撫でる。
キャスリンは今、その心が生み出した農夫の幻に抱かれていた。
農夫の固い指は、キャスリンの豊満な乳房を荒々しく揉みしだき、濡れそぼった秘洞をかき回す。
「…ひああっ…そこ…は……いけません…ああっ……そんな…おく…までっ…ふああああっ!!」
燭台の灯りに照らされた柔肌に、玉の汗を浮かべて身を仰け反らせるキャスリン。
穏やかで慈悲深い聖女が、その白き肌を火照らせて絶頂に震える姿は、美しくも淫猥な妖しさに溢れていた。
一方、シンシアは扉を隔てた廊下で、ただ立ち尽くしていた。
礼拝堂から聞こえるくぐもった声は、まぎれもなくキャスリンのもの。
ただ、甘く蕩ける様なその声は、シンシアの知るキャスリンの声とは違っている。
キャスリンに何事かあったのかとも思えたが、何故だかシンシアには目の前の扉を開く事が躊躇われた、訳も無く聞いてはいけないものを聞いてしまったいう罪悪感に、シンシアは声を出す事すら出来ずに、逃げる様に部屋に戻るとベッドの中に潜り込んだ。
とくんとくんと高鳴る胸と小さな身体に疼いた熱の正体も知らぬまま、シンシアは毛布を被り微かに火照った身体を抱えていた。
「あ…お、おはようございます、シスターキャスリン」
「おはようございます、シスターシンシア……どうしたのかしら、少し目が赤いわね」
何時もと同じ、優しく穏やかなキャスリンの声。
しかしシンシアは昨夜の出来事を思い出すと、何故かキャスリンを真っ直ぐに見る事が出来なかった。
「あの…その…少し、本を読んでいて、眠れなかったものですから」
「あらあら、いけませんよ夜更かしをしては、貴女はまだまだ育ち盛りなのですからね」
めっと優しく諭すように言うと、キャスリンは「困った子ね」とくすくすと微笑み。
ようやくシンシアの顔にも、恥ずかしそうなあどけない笑顔が戻って来た。
朝の祈りと食事を済ませると、何時もと変わらない1日が始まった。
鍬を手に小さな菜園を耕し手入れをしては、陽が高くなる頃に休憩を取り。
午後にはキャスリンから、文字や主の教えを教わる。
シンシアにとっては、他の生活など考えもつかない小さな世界であったが、キャスリンとのそんな毎日がシンシアにとっては感謝に足りる幸せな日々であった。
ところが日暮れ近くにもなろう頃に、シンシアが農具の片付けをしていると、またもや珍しい事に昨日に続いて丘を登ってくる人影が見えた。
さすがに礼拝や告解には遅い時間によく見れば、人影は3人の男達。
やがて、その姿がはっ見える様になると、シンシアは息を飲んだ。
やって来た男達は何れも、粗末ではあるが鎧を纏い腰に剣を差していた。
その体躯は巌の様に逞しく、伸びるに任せた口髭がいかにも荒々しい。
「あ…シ、シスター!シスターキャスリン!」
シンシアにとって、初めて見る兵士の姿は村の男達とは違って、ひどく野蛮なものに見えた。
思わず上げてしまった大声に、食事の用意をしていたキャスリンが扉を開ける。
「一体どうしたのです…あら、貴方がたは?」
「こりゃあ…初めてお目にかかりますシスター…」
男達の一人が進み出ると、ぎこちなく頭を下げた。
話によると男達は、山向こうの戦場で戦働きをしていた傭兵であったが、負け戦に追われて取る物も取りあえず、這う這うの体で逃げて来たと言う。
「俺たちゃ、もう行く所も無え、これも神様の思し召しってやつで、何とか一晩だけでも泊めちゃくれませんかねぇ?」
逞しい体躯に合わぬ動作で、跪く様に祈る傭兵達。
その姿はいささか芝居がかっているかの様にも見えるが、確かに身に着けた鎧は役に立たぬほどに草臥れており、身体の傷跡も古いものでは無い様である。
得体の知れない男達に、シンシアは不安げな顔でキャスリンの僧衣の裾を掴むが、そのキャスリン自身はいつもと変わらぬ穏やかな微笑みを浮かべると。
「それは大変でした、何も無い教会ですが僅かなパンとスープくらいなら用意いたしますわ」
「貴方がたが無事であった事に、共に感謝して祈りましょう」
「こ、こりゃあ有難え、アンタはまるで聖女サマだ」
大げさに感謝の意を見せる傭兵達に、少し困った様に微笑んで、キャスリンは教会の扉を開く。
「シ、シスターキャスリン…それは…」
まさかこの傭兵達を泊めるなどとは思ってもいなかったシンシアは、珍しくもキャスリンの言葉に対して納得の行かない顔をするが。
「シスターシンシア、主は救いを求める者を、決してお見捨てにはなりません、分かりますね」。
「はい…主はすべての人が救われるのを、望んでおられます」
「そうです、貴女もその一人なのですよ、シスターシンシア」
不安の一切が拭えた訳ではないが、敬愛するキャスリンの微笑みにシンシアは首を縦に振る他には無かった。
「それじゃあ、お邪魔さしてもらいますぜ」
服の汚れも払わずに、ずかずかと教会に入ろうとする傭兵たちであったが。
「申し訳ありませんが、主の御前でありますので、せめて武器の持ち込みは…」
「あ…ああ、そうだったな。おい、お前らもそんなモン、さっさと捨てちまえ」
傭兵達は互いに顔を見合わせると、草臥れた鎧や剣を脱ぎ捨てて教会へと入って行った。
「ふう、久しぶりのまともなメシだったぜ」
キャスリンから充てられた小さな物置部屋で、傭兵の一人が行儀悪く寝転がった呟いた。
「馬鹿言え、豆のスープに石みてえなパンが『まともなメシ』かよ」
「まあ仕方ねぇ、こちとら落人狩りから逃げ回って以来、もう路銀も残っちゃいねぇ、食えるだけマシってもんだ」
「おまけに、ようやくたどり着いたら貧乏くせえ教会だ、まったくついてねぇぜ」
食欲が満たされれば懐具合が気になってか、傭兵達は口々に不満を述べ合っている。
「けどよ、貧乏くせえと言っても教会だぜ、燭台でも売りゃあ幾らかにでもなるんじゃねぇか?」
その言葉に寝転がっていた傭兵が、身体を起こして頷いた。
「そうだな、今のままじゃ戦の支度金すらままならねぇ」
「よし、いっちょヤルか?」
「ああ、しかしヤルと言えば、あのシスターいい身体してたな、こんな貧乏小屋にはもったいねぇぜ」
「まったく、むしゃぶりつきたくなる様な女だぜ。まぁ、ガキの方はまだまだ色気には程遠かったがな」
「へへ…俺は嫌いじゃないぜ、ああいう細っこいガキをじっくりとねぶるのもなぁ」
「けっ、この変態野郎が…まあ、せっかく神様とやらの思し召しだ、色々と頂いて行こうじゃねぇか」
「ああ、色々とな…」
いつもと同じ様に、寝巻きに着替えてベッドに入ったシンシアであったが、この日の夜も中々寝付けずにいた。
夕食時、まるで餌を食い漁る獣の如くに食事にかぶり付く傭兵を前にして、シンシアはすっかりと気分を悪くしてしまい、幾らも食事を取る事が出来なかったのだ。
今さっきも、毛布の中からくぅと可愛らしい音がしていた所である。
そして、今夜も隣のベッドは空のまま、キャスリンは未だに戻ってはいない。
何とも心細かったものの、昨夜の出来事を考えると、礼拝堂に行くのも躊躇われた…が、結局のところ幼いシンシアは不安に耐えかねて、礼拝堂に向かう事にした。
やはり、今夜も礼拝堂に明かりが灯っている。
昨夜と違うのは、扉が僅かに開いていること。
そして、その隙間から漏れる、キャスリンのくぐもった声。
しかし、今夜はキャスリンの声に混じって、別の声が聞こえて来る。
シンシアは躊躇いながらも、おそるおそる中を覗いて見る事にした。
「ああっ…いやっ……そんな……いけませ…ふあああぁぁっ!!」
「………!!」
目の前の光景に、シンシアは言葉を失っていた。
礼拝堂の中、仰向けに寝転がった傭兵の上で、キャスリンが下から突き上げられていた。
「いけませんじゃねぇだろ!こんな所で一人慰めやがってた淫乱シスターがよ!」
「ふあっ!いぁはいいぃぃっ…わたくしっ……んんんっ!…らんっ…な…つみ…深い…おんっはああぁぁっ!」
ゆったりとした僧衣はひどく乱れ、たわわな色白い乳房が丸見えとなって、キャスリンの身体が跳ねる度にゆさゆさと大きく揺れている。
「おいおい、なんておっぱいだよ、たまんねぇな、さあ、こっちも楽しませてくれよ」
「ふあい…ああっ……これ…おとこのかたの……ふ…むうう…ぢゅ…あひゅ…い…んんんっ」
もう一人の傭兵が下着を下ろし汚らしい陰茎を突き付けると、キャスリンは躊躇うことも無くそれを咥え込んだ。
幼いシンシアと言えどそれが淫らな行為だと言う事くらいは分かる。
神の教えに反した、淫猥で許されない行為。
しかし何よりシンシアにとって衝撃であったのは、キャスリンが自らその行為に及んでいた事であった。
キャスリンは自ら傭兵の上で腰を振っていた。
キャスリンは自ら愛おしそうに陰茎を咥え込んでいた。
そして、キャスリンは笑っていた。
いつもの穏やかな微笑ではない、シンシアの知らない淫らで淫猥な雌の顔。
何時の間にか、シンシアは呆然としたまま、へたりと床の上に座り込んでしまっていた。
「どうだ、神様の前で腰を振る気分はよ、ええっ?」
「…きもち…ぃですっ!……あなたの…おくっ…ずんずんあたっんああっ!こんなっ…おふるひ…んあああっ!!」
「何が神様だ、こんないやらしい身体しやがって、この雌野郎」
たわわに弾む乳房を乱暴に揉みしだけば、絹の如き柔肌はしっとりと吸い付いて来る。
「くっ…出すぞっ…シスターの胎を、汚ねぇ子種で汚してやるっ!」
「…汚してっ…汚してくださひぃぃっ!!わたくしのっ…膣内にあなひゃのっ……ふああああぁぁぁっ!!」
柔らかな秘肉の奥、子宮口まで突き上げた陰茎から胎内まで熱い子種を受けて、キャスリンの身体が絶頂に震える。
同時に咥内を犯していた傭兵は、臭い立つ様な黄ばんだ白濁を浴びせかけ、恍惚としたキャスリンの顔を汚して行く。
「……あ……ああ………こんな…熱いなんて……」
美しい金髪を汚した白濁は、紅い唇からたわわな乳房まで流れ落ち、硬く色付いた乳首の先からどろりとした雫となって流れ落ちた。
それは、淫猥に穢れてなお神々しくすらあった。
シンシアは床に座り込んだまま、時間が立つのも忘れていた。
自分の知らない淫らなキャスリン、その行為を汚らわしいと思いながらも、何処かで恍惚に震えるキャスリンを美しいと感じてしまった事に気が付かない程に呆けながら。
「覗きはいけないなぁ、おじょうちゃん」
不意にシンシアの細い肩に、硬く無骨な掌が当てられた。
「ひっ…」
恐る恐る見上げれば、礼拝堂には居なかった傭兵が後ろに立っていた。
「…あ…あ……」
言葉が出ない、膝が震えて立つ事すら出来ない。
小刻みに震えるシンシアの耳に傭兵は顔を近づけると囁いた。
「シスターが好きなんだろ?おじょうちゃんにも教えてやるよ」
「……なに…を……」
この期に及んで、愚かな質問であった。
しかし、それ程までにシンシアはこの状況に混乱していたし、また子供と言ってもいい年頃の自分が、男達の欲望の対象になる等とは考えたことも無かった。
傭兵は肩に当てた無骨な掌を滑らし、寝巻きのネグリジェの上からシンシアの胸をまさぐる。
幼いながらも、小振りな乳房が形づくられようとしている胸。
薄手の寝巻き越しに未だ硬さの残る幼い張りと、小指の先程もない未発達な尖りが伝わる。
「ひうっ!!」
「いいねぇ、この張りつめた感触は、大人の女じゃ味わえないからな」
恐怖に硬直しているシンシアをよそに、思うがままに幼い乳房を弄ぶ傭兵。
「これじゃあ、可愛いおっぱいを見せてもらおうか」
寝巻きの裾を掴んで乱暴に引き上げれば、薄布がずり上がってつんと突き出した幼い乳房が現れた。
「…い…た……やめ…て…」
傭兵は幼さ故の張りを楽しみながら、薄い桜色の尖りを刺激するが、シンシアの未発達な身体にとって、その行為は痛みでしかない。
「それじゃあ、こっちの方はどうかな……やっぱり女の子はつるつるの……ん?」
シンシアの細い足から、ついと指を滑らせてきた傭兵が、にやりと下卑た笑う。
「なんだ、シスターを見て『おもらし』しちゃったのかい?」
「え!?」
傭兵の指が到達したシンシアの大切な部分、そこは当のシンシアも気づかぬうちに、しっとりとした雫で濡れていた。
「へへ…コイツは面白え」
「おい!覗き見の悪い子を見つけたぜ!」
傭兵はシンシアを立たせると、礼拝堂の扉を開け放ちそ声を上げた。
「シ、シンシア…貴女…」
白い肌を火照らせたまま、キャスリンが呟いた。
見られてしまった、このあどけない少女の前ではひた隠しにしてきた淫らな想い。
それが、よりにもよって、この様に獣の如く、男と交わり乱れている所を見られてしまうとは。
「シスター…ごめんなさい……わたし…」
見てはいけないものを見てしまったと、悲しげに謝るシンシア。
その幼い顔が曇るのを、傭兵はにやにやと見やると。
「そうだよなぁ、おじょうちゃんは悪い子だよなぁ、いやらしく腰を振ってるシスターを見て興奮しちゃうくらいだもんなぁ」
そう言って、傭兵はシンシアの後ろから細い脚を掴むと、幼子に排尿をさせる様な格好で抱え上げた。
「あ…いや……放して、放してください」
少女にとっては、あまりに恥ずかしい格好に、シンシアは顔を紅潮させて身をよじるが、その小さく華奢な身体では、到底傭兵の逞しい腕からだ逃れ様も無い。
「へへ、そう言わずに大好きなシスターに見てもらえよ、おじょうちゃん」
大きく開かれたシンシアの脚、腰回りも細く未発達なそこには、未だ発毛も見られずつるりとした下腹と、ぴたりと閉じた二枚の様な綺麗な縦スジが見える。
それを見て、キャスリンは目を見張った。
シンシアのそこは、どう見ても幼い蕾である…にも関わらず、その幼裂は僅かに綻び、女の雫が零れていたからである。
「シンシア…」
キャスリンの眼差しに甘く蕩けたものが混じる。
妹や娘に様に、愛おしく思っていたシンシア。
無垢なものとばかり思っていた、この幼い少女が自分と同じ『女』を抱えていた事に、キャスリンは快感すら覚えていた。
もっとも、シンシア自身は、未だ自慰すら知らぬ身。
この恥かしい仕打ちに、幼い心は混乱するばかりである。
「さあ、おじょうちゃんにも、シスターと一緒にいい事を教えてやるよ」
傭兵は下穿きを下ろし、いきり勃った陰茎を晒す。
初めて見る醜悪で凶暴なモノに、シンシアは「ひっ」と息を飲んで怯える。
未発達な細い腰に比べれば、あまりに大きな陰茎。
その禁忌を思わせる組み合わせに、キャスリンは全身に痺れるが奔る。
「ふふ…シンシアってば、いけない子ね…」
キャスリンは熱く蕩けた瞳で、今すぐにもシンシアの幼裂に、自らをねじ込もうとしていた傭兵を見つめると。
「いけませんわ、シンシアのここはこんなに小さいのですもの、無理にしてはこの子が壊れてしまいますわ」
屈み込みながら、シンシアの幼い蕾を目の前にするキャスリン。
「いや…そんな…見ないでください…」
「ふふ…可愛いわね、大好きよシンシア…」
くちりと幼裂を割り開くと、花弁も未発達な桜色の皮肉に、優しく舌を這わせるキャスリン。
「んんっ!!」
その瞬間、背中を奔った知らない感覚に、小さな身体を震わせるシンシア。
それをキャスリンは嬉しそうに、未発達な襞をなぞり固く閉ざした小さな膣口を舌先で突つく。
「ふ…んんっ…いけ…ません……シス…こん…な……ひううっ!」
初めて知る性の快感に、無垢な幼い身体は跳ねる様に小さく震える。
キャスリンが柔らかな舌先で、ゆっくりと幼い蕾を開いて行く。
何時しか、閉ざした小さな膣口はひくひくと戦慄き、熱い雫を溢れさせていた。
「…だめ…です……んん…こん…な……かみ…さまが……ふああっ!」
「へへ…こんなに汁を溢れさせてよ、なんていやらしいガキだ」
傭兵の太い腕の中で、快感に震える幼い身体、それは傭兵をひどく興奮させた。
「…シスター!……たす…けてっ…へんっ…へんなんですっ!なに…か……きて…きちゃってっ!」
「いいのよ、任せてしまいなさい…ふふ…本当に可愛いわ、シンシア」
小指の先程も無い様な蕾の肉芽、それを慎重に剥き上げると、僅かに覗いた芯を舌先で責め上げた。
「ひゃうっ!だめっ!くるっ…きちゃ…ふあああぁぁっ!!
びくんと小さな身体を仰け反らせて、初めての絶頂に震えるシンシア。
「ふあ…あ……」
全身をひくひくと震わせて、夢現にぼうっとした余韻から抜け出せないでいる、幼い身体と心。
「それじゃあ、今度は俺の番だぜ」
もはや待ちきれないとばかりに、傭兵はシンシアを抱え上げたまま、いきり勃った陰茎に小さな身体を降ろして来る。
先端から雫を漏らす鈴口が、ひくひくと震える幼裂を割り開き、遂にはその奥の小さな膣口を捉える。
キャスリンの愛撫に多少解れたと言え、未だ男を受け入れるには早過ぎる幼い身体。
鈴口は固い秘洞をぎりぎりとこじ開けて、乙女の印に到達する。
「ひぐっ!!」
身体をこじ開け進入してくる異物に、シンシアが息を飲む。
ごりごりと身体の中をこすり上げ、奥へ奥へと入ってくる何か。
シンシアは、まるで身体が熱い杭に、串刺しにされて行くかの様に思えた。
「い…いだ……たす…け……きゃあああぁぁぁっ!!」
ずんと身体が落ちて、熱い杭が幼い胎の最奥まで突き上げた。
鈴口が固い子宮口に当たり、締め付ける狭い秘洞に傭兵が呻く。
「へへ…ぎちぎちだぜ、これだからガキはたまんねぇ」
「…いたい…やあ…いたいよぉ…」
つるりとした下胎を突き上げられ、涙を流すシンシア。
「楽しませてくれよ、おじょうちゃん」
「ふ…んんっ…ひっ…いた…はああっ…」
何度も下から突き上げられて、傭兵の腕の中揺さぶられる小さな身体。
がくがくと幼い子宮を突き上げられる度に、膨らみかけの小振りな乳房がふるふると揺れる。
つんと突き出したまま形の崩れない乳房を、傭兵は思うがままに弄ぶ。
「…ああ…シンシア…もっと楽にして…受け入れなさい…」
キャスリンの目の前で、無毛の様裂がこじ開けられ、醜悪な陰茎が深々と貫いている。
「さあ、お前はこっちだ、また相手してもらうぜぇ」
「ああっ」
キャスリンを犯していた男達は、再びその身体を捕らえ、柔らかな秘肉を貫いていく。
「…そん…な……んんっ…シンシアが…見て……ふああっ」
「今更、なに言ってやがる、おらっ!」
一人がキャスリンを後ろから貫いている中、もう一人の傭兵は、その豊満な乳房に自らの陰茎を挟み、鈴口を咥内へと突き入れている。
「へへへ…このいやらしい身体を見た時から、やってみたかったんだ」
「…ひょんな……いや…らしい…ふむっ…くひゃくて…あふい……ふああっ」
「なんだ?もう感じてるのかよ、この淫乱シスターがよ」
柔い秘洞の奥まで貫かれ、美しい金髪を乱して嬌声を上げるキャスリン。
「ふんんっ……ささ…てるっ……シスター…おな…じ……ああっ…かみ…さまっ…」
傭兵達に貫かれて淫猥に乱れるキャスリンを目の前に、シンシア声にも甘いものが混じり始める。
幼い身体が大人の陰茎を受け入れ、未成熟な胎を突き上げられながら、キャスリンに習うかの様にぎこちなく細い腰を振る。
「…ああっ…シンシア…シンシアアッ!……」
「…シス…ター…ひんんんっ!……」
汗と性の匂う礼拝堂の中、柔い乳房と小振りな乳房を揺らして、二人のシスターの身体が淫らに踊る。
「…も…もうっ…わたくし…は…あ…ああああぁぁぁっ!!」
「…ま…また…きてっ…きますっ…だめええぇぇぇっ!!」
柔い胎の奥と美しい顔に熱い子種を受けて、恍惚に震えるキャスリン。
幼い子宮に初めての子種を受けて、絶頂に呆然とするシンシア。
「は…最高だぜコイツら、今度はガキの方で楽しませてもらうぜ」
「それじゃあ、俺はこのいやらしいおっぱいを使わせてもらうか」
傭兵達は入れ替わりに、二人の身体を汚し続けた。
白い柔肌を思うが侭に持て遊び、何度も白濁を浴びせかけ。
幼い胎に溢れる程子種を流し込み、小さな唇を割って咥内までも犯し続けた。
やがて、礼拝堂に朝日が差し込む頃、疲れ果てたシスターが床に転がったまま、はあはあと息を上げていた。
キャスリンの美しい乳房は、白濁の精でどろどろに汚れたままに、恍惚の表情を湛え。
シンシアは細い両足をだらしなく開いたまま、無毛の幼裂からは子種を溢れさせている。
「それじゃあ、コイツはもらって行くぜ」
「楽しませてもらったぜ、淫乱シスター様よ」
傭兵達は、教会に残った僅かな財物を纏めると、教会を去って行った。
残されたのは、白濁に塗れて疲れ果てた二人のシスターのみであった。
村外れの丘を登った先に、1件の小さな教会がある。
敷地には小さな菜園があったが、今では荒れるに任せて雑草が生い茂っている。
その敷地にある小さな礼拝堂、中からは女の嬌声が聞こえていた。
「ああっ!そうですっ…もっと…もっと奥までぇっ!」
「へへへ…あのシスターと、まるで夢みてぇだ」
小汚い農夫の上で、金髪の美女が腰を振っていた。
僧衣の中から豊満な乳房も露に、恍惚とした表情で男の陰茎を咥え込んでいる。
柔い秘洞で農夫の陰茎をこすり上げ、眩しい肢体を揺らす度に、その豊満な乳房が跳ねる様に揺れる。
「シ…シスター…もうっ…」
「…だしてっ!……わたくしの…中にっ…貴方の穢れをっ!…出してっ…ふああああぁぁぁぁっ!!」
胎奥に農夫の子種を受けて、恍惚に身を震わせるキャスリン。
「シ、シンシア様っ、私のっ…私の穢れもっ!」
同じく礼拝堂の隅では、シンシアが小さな口を開いて、男の陰茎を喉奥まで咥え込んでいた。
膨らみかけの幼い胸も露にしながら、がぽくぽとはしたない音を立てながら、咥内で陰茎を擦り上げる。
「…ふぁい…ひんひあのおくち…いっふぁい…穢れ出ひてくらはい……ふ…んんんんっ!」
幼い咥内で弾けた白濁を、喉奥で受けて嚥下する。
狭い喉奥に受け切れなかった白濁が、小さな唇から垂れ落ちて、つんと突き出した小振りな乳房を汚す。
「ああ、シンシア様、まだ私の穢れが…」
大量の白濁を吐き出してなお、治まる事を知らない男の淫欲。
「はい…それでは、シンシアのここに、穢れをいっぱい吐き出してくださいね」
その幼さに似合わぬ淫猥な笑みを浮かべて、細い脚を大きく開くシンシア。
明らかに未成熟な幼裂がひくひくと戦慄いて、雫を零している。
シンシアがその細い腰で男を受け入れた横では、キャスリンがその豊満な乳房で農夫の陰茎を擦り上げていた。
以前は訪れる者も少なく、寂しげであった教会。
今では、毎日の様に村の男達が訪れ『穢れ』を落としている。
菜園の手入れをする事も無く、祈りの時間すら無くなって。
それでも、二人の嬌声が絶える日は無かった。