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戦火の生贄
戦場での陵辱劇をテーマにした小説を中心にしています。※18歳未満は閲覧禁止
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戦火の生贄~繁殖~


 陽い森に獣の臭いが漂っていた。
 苔色の肌に赤い目を光らせる集団、彼らは鬼(オーガ)と呼ばれる亜人種である。
 岩の様に固い筋肉と鋭い爪と牙を持ち、巨熊をも一撃で屠る狩猟者として、人々に恐れられ忌み嫌われる存在。
 通常彼らは森の奥深くを住処にしており、人間がその巨躯を目にするのは稀有な事であった。
 もっとも、稀に森の奥深くに迷い込んだ人間が、その食料として狩りの餌食となる事もあるのだが。
 その鬼が、今は人里に近い森を進んでいる、もともと知能が高いとは言えない種族であるが、赤い目を爛々と光らせて、荒い息を吐き唸る姿は、まさしく獣そのものである。
 彼らは発情していた、強靭な生命力を持つ彼らの繁殖期は数年に一度しか巡って来ない。
 しかし、繁殖期に入った鬼は、ひどく危険な存在である。
 人をも喰らう狩猟者が、最も凶暴になる時期。
 そして、彼らが忌み嫌われる理由、彼らは人間の女性の胎を借りて繁殖するのである。

 最初の犠牲となったのは、山菜を摘みに森に入った、まだあどけない少女だった。
 少女は、山菜のついでに花を摘むのに夢中なるあまり、周囲の異状に気付いていなかった。
 周りの小動物が姿を消し、野鳥の鳴き声も消え、獣の臭いに振り返った少女の目に入ったのは、赤い目の狩猟者達。
 実際に鬼を目にした事はなかったが、それが恐ろしいモノである事はすぐに分かった。
 少女が悲鳴をあげ、手荷物も棄てて走り出す、しかし鬼はその巨躯からは思いもよらない程素早く、跳ねる様に少女を捕えた。
 少女からすれば小山の様にも思える鬼に吊り上げられ、その鋭い爪で衣服を切り裂かれ、肉付きの薄い身体が晒される。
 ここにきて、ようやく少女は彼らがあの忌まわしい鬼なのだと悟った。
 「いや、やだあ!、はなしてえ!」
 食べられたくないと泣き叫び暴れる少女、しかし少女にとっては瞬時に殺され餌となった方が幸せであったかもしれない。
 鬼は、その巨大な手で少女の細い脚を掴むと、逆さに吊り上げ目の前で大きく開くと、露になったまだ子供の様な双丘に長い舌を差し入れる。
 まだ子供であれば、餌となっていたであろう、しかし鬼はその舌で知る、少女が既に子供ではない事を。
 逆さに吊り下げられた少女の間に前に、醜い肉の塊が起立していた、ひくひくと震え先端から雫を垂らす肉棒を目の前に、少女は息を飲んだ。
 まだ幼いとはいえ少女の男女の事に多少の知識はあるし、父親の物に見覚えもあった、しかし、今、目の前にあるものは、少女の知識に無いおぞましい代物であった。
 鬼は、赤い目を一層輝かせ生臭い息を吐くと、少女の幼げな秘裂におぞましい肉棒をあてがうと、一気に貫いた。
 「あぎぃぃぃ!!」
 閉じた秘裂を巨大な凶器で割り開かれ、少女が悲鳴を上げるが、鬼はそんな事に構わずごりごりと狭い秘洞を突き上げる。
 少女が凶悪な肉棒から逃れようと身を捩ろうと、鬼からすればそのような行為は抵抗にすらならない、肉棒は力任せに幼い子宮を突き上げ、つるりとした下腹を持ち上げる。
 生殖という陵辱行為になか、ふと少女に異状が現れる、身体が火の様に熱くなり、身体を裂かれる様な痛みは鈍くなる、替わりに下胎がひくつき、ぞわぞわとした感覚が上がってくる。
 鬼の性器から漏れる液体のためである、この液体は強力な媚薬の様に女の性を煽り排卵を促して、やがては精神を破壊する。
 異種族との生殖のために鬼が手にした能力であり、この液体は稀に人の手に渡り、希少な媚薬や麻薬として扱われる事もあった。
 「やだやだ!何かくるの、こわいの!いやあ!!」
 未だ知らない性の衝動にあてられて、少女が悲鳴を上げる、心を喰らうような波に抵抗しても、その秘洞は精を吸い上げる様にひくつき、幼い子宮が精を求めて口を開く。
 少女の身体が精を求め始めたのを知り、鬼は一層激しく小さな身体を突き上げる。
 「や…やらあ……あたま…こわれりゅう…」
 目もうつろに為すがままの少女の身体の奥まで突き上げて、鬼が腰を震わせる。
 「うあぁぁっ!ひいぃぃぃっ!」
 少女の胎内にどろりとした熱いものが、叩きつけられた、少女は目を剥いて、初めての絶頂に悲鳴を上げながら全身を痙攣させる。
 少女の胎から溢れるほどの精を吐き出し、ようやく鬼が少女を解放する。
 しかし、うつろに開かれた少女の目にひかりはない、わずかに上下する薄い胸から生きている事は分かるが、その心は既に死んでいた。
 それでも、少女の身体はぽっかりと開ききった秘裂をひくつかせて、無意識に甘い息を漏らす。
 既に、あどけない少女は壊れている、ここにいるのは鬼の性衝動を受け入れる為の、ただの人形だった。


 繁殖期の鬼が、少女の一人で収まる筈もない。
 彼らは獲物の巣が近い事に気付いていた。
 少女の臭いから来た道を辿ると小さな村が見えてくる、彼らが待っていたもの、多くの獲物、それに雌の臭い。
 鬼の本能が弾ける、いずれの鬼も目を赤く光らせ肉棒を滾らせている、一匹の鬼が発した咆哮を合図に、全ての鬼が村になだれ込んだ。
 村はたちまちに、混乱し阿鼻叫喚に包まれる。
 男達は、抵抗する間も無く、その鋭い爪の餌食となった。

 妻が犯される前で、夫の腹が引き裂かれる。
 愛する夫の凄惨な姿を目の前にしながら、妻が後ろから犯され、その豊満な乳房を揺らす。
 鬼はその本能のままに、女の柔らかいに肉に肉棒を埋め、激しく突き上げる。
 涙を流しながら夫の名を呼ぶ妻の声、しかしその声をかき消すように、娘の悲鳴が重なった。
 自らが今まさに受けている陵辱に、娘の姿を重ねて女の顔が青ざめる。
 慌てて顔を上げ娘の姿を探そうとするも、鬼はその頭ごと床に押し付け、なお乱暴に腰を打ちつける。
 胎内にこぼれる鬼の毒は、女の中にある妻も母親をも食潰し、貞淑な妻を淫猥な雌へと変えていく。
 夫と娘の名を呼ぶ悲痛な声も、いつしか甘い女の声となり目の前の惨劇ごと、理性と記憶を鬼の毒に食われていった。
 生きながらに臓腑を食われる父親の目の前で犯された娘は、既に心が壊れかけていた。
 ぐちゃりという音を立てながら、柔らかい臓腑に鬼の牙が突きたてられる、父親は娘の名を呼ぼうとするも、その口から出るのは血の泡が混ざった苦悶の叫びばかり。
 しかし、娘の虚ろな目は既に父親を見てはいない、未だ男を知らぬ細い腰を下から突き上げられる度に、小振りな先尖が跳ね小さな唇から呟くように声がこぼれている。
 「…パパ…・・パ…パ…」
 父親の目からこぼれる涙は、娘の為のものか、食われながらに父親が事切れる頃、奥まで突き上げられた娘の子宮に熱い塊が叩きつけられた。

 兄の肉を喰らいながら、妹が犯される。
 鬼の巨躯が、少女を潰されんばかりに圧し掛かっていた。
 小柄な少女の身体は、鬼の巨躯に覆い隠され、鬼の身体の下から覗く細い手足が、身体を貫く激痛に喘いでいる。
 「ひぃぎいぃ!、助けて!にいさん、にいさぁん!」
 身体ごと潰される様な衝撃を受けながら、縋るように兄を呼ぶ妹。
 兄を探す様に頭上み目を向け、少女は言葉を失った。
 先程から頭上で鳴っていたごりごりという音、自分を犯している鬼が何かを食らっていた、いや何かではない、あれは人の腕である。
 そして少女は気付いた、その腕に見慣れた火傷の跡があることに。
 「いやあぁ!!、にいさん、にいさぁん!」
 少女は半狂乱になって泣き叫ぶ、しかし鬼は更に少女の奥まで突き入れながら、食べかけの食事をばりばりと噛み砕く。
 耳を塞ぎたくなる音の中、遂に少女は兄を見つけてしまった。
 壁に寄りかかる様に座っている兄、名を呼ぼうと見たその兄の顔は、半分しかなかった。
 「ーーーーー!ーーーーーーー!!」
 何を叫んでいるのか分からない、誰に叫んでいるのか分からない。
 自分が、何をされているのかも分からなくなった。
 まるで、世界から隔離される様な感覚のまま、頭の中から大切な物が食われ、やがて何もなくなった。

 姉は妹の手を引いて、ひたすらに走っていた。
 突然の惨劇に震えて怯える妹の手を取り、姉は恐怖に止まってしまいそうな脚を懸命に動かす。
 気弱で内気な妹を、この姉はいつも一番に考え守ってきた。
 しかし、相手は巨獣をも狩りの獲物とする鬼、悪戯好きの少年とは訳が違う。
 姉妹に目をつけた鬼は、驚異的な跳躍で一足飛びに姉妹に追い着いた、繋いだ手を強く引かれ、振り返った姉の目に入ったのは、妹をその手に抱えた赤目の巨躯。
 思わず息を飲むが、鬼の手の中で泣く少女の姿に、妹を放せとその巨躯を蹴り上げる。
 しかし悲しいかな、年若い少女と鬼では勝負になる筈もない、鋭く蹴り上げられた脚は鬼の手の中に納まり、次の瞬間その巨大な拳からばきりと嫌な音が響いた。
 「うああぁっ!!」
 砕かれた脚の激痛に姉が悲鳴を上げる、鬼にとって少女は繁殖の為の苗床、生きてさえいれば脚など必要ない。
 「おねえちゃん!」
 囚われた妹の姉を呼ぶ声に、私は大丈夫だと返そうとする姉の服を鋭い爪が引き裂いた。
 少年を思わせる中性的な印象の少女の肌が露になる、その活発そうな印象のとおり無駄な肉のない身体、ただ少女としてはまだ発育に乏しい感じでもある。
 鬼は少女の細い脚を割り、その秘裂に舌を伸ばす。
 「この化物!!離せ!はなせぇ!!」
 同じ年の少女より幾分遅れてはいたが、女としてのモノは迎えていた、この獲物を前に鬼はその猛りを奮わせる。
 そして、片手に捕えていた妹を放り出すと、姉の両腕を掴み、恥毛も薄い秘裂をその肉棒で貫いた。
 「あぐぁぁぁっ!」
 未だ女としての丸みを帯びていない腰を、不釣合いな剛肉で壊れそうな程に責めたてる。
 妹は、細い身体を軋ませながら陵辱される姉の姿に、呆然と見ている事しか出来なかった。
 そして、その無防備な姿は、即座に他の鬼の餌食となった。
 悲痛な悲鳴に姉が目を向けると、まさに妹がその小さな身体を貫かれた瞬間だった。
 小柄とはいえ早熟だった妹は、その身体にも娘らしい丸みを帯びてきており、その乳房も小さいながら膨らみが見て取れる。
 しかしながら、まだ幼い少女であることに変わりはない、そのつるりとした幼裂は鬼によって限界以上に広げられている。
 「あぎいいぃぃ!!いやあ!おねえちゃん!おねえちゃぁん!!」
 「あぐっ…やめ…ろお……あがっ…妹を……妹を…はな…せぇ…」
 未成熟な身体を鬼の本能のままに犯されながら、姉と妹は互いの名を呼び続ける。
 やがて毒が回り、その意思と関係なく幼い子宮が鬼の精を求め始める、毒に意識の大半を食われながらも、縋りつく様に互いを呼び続ける二人。
 だが鬼の咆哮と共に、幼裂から溢れる程の熱い白濁を受けた瞬間、僅かに残った意識も焼き尽くされ二人の声も途切れたのだった。
 
 数刻のうちに全てが終わっていた。
 一箇所に集められた女達、しかしいずれの女のただ生きているだけ。
 うつろな目でだらしなく横たわり、時折下半身を震わせて壊された女の本能が、鬼の精を求めている。
 まだ幼げな少女も、妙齢の婦人も、鬼の本能のままに孕むまで何度も犯された。


 やがて、数ヶ月がたち腐臭の漂う村では、異様な光景が拡がっていた。
 生きているのが不思議なほど青白い肌の女達、いずれの女の腹もはちきれんばかりの大きさになっている。
 「う…うう……うあああああああ」
 今まで死人同様だった少女が、突然仰け反り声を上げる。
 その悲鳴ともつかない声が益々大きくなり、大きく身体を震わせると、少女は息絶えた。
 そして、その命を喰らい様にして産まれたのは、赤い目をしたおぞましい苔色の赤子。
 獣の唸る様な産声を合図に、次々と女が声を上げその命を贄に鬼が生を受ける。
 そして、全て女が息絶えると、鬼達は赤子を連れ森の奥へと帰って行くのだった。


 彼らが去り屍だけが残されたかに思えた村に、ただ一つ残された命があった。
 苔色ではない肌色の赤子、しかしその異形は間違いなく鬼の子である、人の血を強く継いだ異形故、鬼にも棄てられたのだろう。
 ただこの赤子、人に似ていたとはいえ、やはり鬼の子であった、母親の肉を喰らい、本能で獲物を捕えながら生き抜いた。
 そして、文字どおり鬼子として捕えられ、見世物小屋へと売られる事となった。
 そのおぞましい異形に、人間離れした膂力、知能が低い事もあり見世物小屋の座長にとっては、都合の良い鬼子ではあったが、急速に成長する巨躯や理性の低さに、次第に手を持て余す様になっていた。
 しかし、いっその事この鬼子を始末してしまおうかと考えていた折、この鬼子を買い取りたいという男が現れる。
 決して大柄ではないが、鍛え込まれた体を持った髭面の男。
 料金をふっかけようかと思ったが、粗野と見せかけて全てを見透かす様なこの男に、結局言い値で譲る事となった。
 鬼子の鎖を解き連れ出す男に、何れ手に負えなくなるのではと、問い掛ける座長に男は面白そうに笑うと。
 「ハ、これぐらい危険なヤツの方が、面白えじゃねぇか。」
 そう言って、鬼子と共に去っていった。
 座長は、楽しそうに笑う男の危険な目に、鬼子以上の恐ろしさを感じて立ち尽くしていたのだった。