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戦火の生贄
戦場での陵辱劇をテーマにした小説を中心にしています。※18歳未満は閲覧禁止
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第九回秘話 董太師 誅に伏し、董白 刑に処される


 さて、長安にて専横をきわめた董太師が、養子である呂布に討たれし後、
 都の人々は、兇賊ここに果てりと大いに喜んだが、郭シ、李カクら涼州の軍勢が再び天子を奪うべく長安を襲撃せんとして、天下は未だに麻の如くに乱れていた。
 これに対して司徒王允は老いた眉をきりきりと逆立て、
「涼州が奸賊、許すまじ」
 と大いに怒りて、呂布と計ると長安に居た董旻をはじめとする董卓の一族幼老を捕らえ、その尽くを皆殺し董卓の屍と一緒に火に投げ込んだ。
 夜営の兵が戯れにと董卓のへそに挿した灯心が、数日間を過ぎて燃え続ける様や、これぞ天の怒りと広まりて、董氏復せむべしと人々を駆り立てた。
 さて、かつて董卓が太師となりては、一族の男子はもとより未だ道理の知らぬ幼子までに官位を与えて、朝廷を専横せんとしていた。
 董太師の孫娘である董白は、未だ簪も挿していない姑娘であったが、かのような子供までもが渭陽君へ封ぜられ領地と印綬が与えられた。
 しかして、幼い董白には印綬の重きも知るべくもなく、佞臣の言うがままになるばかりで、何の自覚も無く董太師の悪行に加担する事となった。
「董氏誅すべし」
「董氏復せむべし」
 呂布の兵達には董卓の暴虐に怒りし民までが加わり、董氏の屋敷へと攻め入った。
 董卓の亡き今となっては、屋敷を守りし兵も我先にと逃げ出して、逃げ遅れた使用人は次々に討ち取られた。
 屋敷の攻め入りし兵が見るには、かつて董卓が富豪や天子の陵より奪いし財宝が所狭しと並んでおり、
「涼州の山賊めが、洛陽長安で奪いし財は我らのものぞ」
 もとより王允の姦計にて董卓を討った呂布の兵に大儀がある筈もなく、絹や玉を目の当たりにすれば、賊と同じくして略奪を良しとした。
 かくして兵士達は、財宝はもとより逃げ惑う女官達までをも追い回し、力尽くで奪い犯して行った。
 逃げる女官の帯を捕らえてうつ伏せに組み伏せたる兵士は、紅い刺繍の裾を捲り上げるや否や、鶏舌を除かせる花の芯に自らの麈柄を突き入れる。
 あわれなる女官が鶏の如き甲高い悲鳴を上げるも、兵士は檄を振るうが如く乱暴に紅い花を貫いて。
 はたして生娘であったか、女官の初い羽毛は赤露に濡れていたが、兵士は容赦する事もなく、衿から零れし軟い房に爪を立てる。
 かの如くに兵士達は、歓声を上げながら略奪を働きて、玉も女も欲しいままに振舞った。
「見つけたぞ、董の孫娘じゃ」
 櫃の物陰にて身を縮めていた董白を見つけ、兵士が声を上げた。
「まさしく董白、かような所に隠れておったか」
「引き立てよ、洛陽の民に代わりて誅罰を下してくれる」
 兵士はもとより、民までもが混じりて、震える姑娘をひしひしと取り囲んでは、か細き腕を掴んで引きずり出した。
「あれ誰か、誰か助けておくれ、お爺さま、お爺さま」
 渭陽君とはいえ幼き子供に過ぎぬ董白は、はらはらと泣きたるが、
「ほざくな、奸賊」
 兵士の大喝に、息を飲み身を竦ませた。
「国賊董卓は誅に伏したぞ、おのれら一族の犯せし悪逆を忘れてか」
 民や兵士、大いに怒りたるも、もとより言われるままに印綬を用いていた董白は己の罪を知る由もなく、ただ震えるばかりである。
「悪逆董卓が孫娘、姑娘と言えども容赦はせぬぞ」
「然り、あの董卓が為に、如何程の女子供が殺された事か」
「君臣を弁えぬ奸賊め、眼をえぐり、耳と鼻をそぎ落として、凌遅に処しても飽き足らぬ」
 さても民の怒りや凄まじく、これに中てられては幼き董白、気を失わんばかりによろめいた。
「姦族に絹の衣は過ぎたるもの、かの様なものはこうしてくれる」
 小さき身を包む絹衣を乱暴に剥ぎ取られ、董白はその白き身体を男達に晒す事となった。
 未だ簪も挿さず子供と言えり董白であるが、白梅の如く細き肩は艶かしく、房とは言えぬ迄もその胸は姑娘らしく膨らみかけていた。
 これには、取り囲ぬ男達も思わず唾を飲み込みて、
「涼州の人は獣の如くに毛深いと聞いておったが、これはまるで翡翠玉の様じゃ」
「いやいや、未だ隠している所があろう、獣の如くかどうか隅々まで開き見てくれる」
 男達に取り押さえられ、細枝の如き手足に縄を掛けられし董白は、
「後生じゃ、止めておくれ」
 と涙ながらに許しを請うが、力付くに縄が引かれたるや、細い腰が裂けんばかりに四肢が開かれ、董白は悲鳴を上げる。
「ははは、良い格好じゃ、このまま車裂きにしてやろか」
「しかして、獣の如くと思うたが、羽毛どころか鶏舌すら見えぬぞ」
 痛々しき程に開かれた董白の芯や、すべすべとした白桃の如く閉じて、花弁も開かぬ蕾であった。
「さて、このまま辱めてようかと思ったが、こうも小さき蕾ではわしの矛も通らぬ」
「なに構うことか、矛であるなら無理にでも貫いてしまえば良い。それとも、こちらの矛を使うが良いか」
 と兵士の一人が手に持った矛を白き腹に向ければ、董白は振るえし眼に涙を溢れさせて頭を振る。
「いやいや、このまま矛で貫くも良いが、ここに面白き物がある、先程に見つけし春薬だが如何する」
「おお、それは面白き考えじゃ、早速試すとしようぞ」
 と、兵士は董白の口を開くと、小さき白陶の壷を傾け一滴残らず細き喉に流し込む。
 すると、董白の白き肌が僅かのうちに紅梅の如く色付き、小さき唇の間から熱き吐息が漏れた。
 幼き身体には過ぎたる春薬の為か、高熱に浮かされた如くに眼はまたたき、未だ形も成しておらぬ胸の頂が痛々しく尖り、飾り気のない無垢な白桃は震える様にわななきて、幼いき身には有り得ぬ蜜がしとどにあふれ出す。
「見よ、産毛も無き白桃が、貝の如くにわなないておる」
「やはり姦族の血じゃ、姑娘の身で卑しきことよ、どれ」
 男の指が白桃に触れれば、それだけで董白は雷に討たれたかに、小さき身を跳ねかせて熱き波に焼かれる。
 激しく上下する胸の内は苦しい程に高鳴りて、幼き心は熱き荒波に弄ばれる。
 蜜に塗れそぼる白桃を割りて見れば、淡い蕾の奥で小さき壷口が淫婦の如くに蠢いて、未だ知らぬ筈の男を誘う。
「どれ、姦族の毒婦めが、さほどに欲しければ矛をくれてやる」
 男は自らの矛先を白桃に突き付けると、いとも容易く淡い蕾を貫いた。
 高く細い悲鳴は、惨苦にあるか淫楽にあるか。
 小さき壷口を引き裂いた苦にあっても、春薬に犯されし身は全てを淫の波と変えて、身のみならず心を犯す。
「ほう、姑娘のくせに、小さき壷がわなないておるわ」
 男は壷の奥底まで矛を突き入れ、董白の幼き身を弄ぶ。
 四肢を縛り付けられた小さき身は、成すがままに軋み、矛先が芯の奥を叩く度に尖りし胸が揺れていた。
 董白は小さき唇より熱い息を漏らしていたが、はたして心は何処に有りか、見開いた眼も濁りて言葉も成らず。
「姦族め思い知ったか。今、誅をくれてやる」
 ひとしきり幼き身を貫いた男が、身を震わせて董白の内に子種を吐き出した。
 最早、心までも壊れし董白であったが、女身の性か小さき壷を震わせて子種を吸い上げんとする。
 さて、董白を犯せし男が身を起こせば、すっかりと割れて開ききった白桃から白露が溢れて床を濡らす。
 渭陽君にも封ぜられた貴人には有るまじき姿であるが、もはや董白には意味の無い事であった。
「まだ息があるか、それでは次はわしの番じゃ」
「いやいや、それがしも董卓の孫とあれば、思い知らせてやらねば気が済まぬ」
 男たちは、我先にと争って壊れた董白を犯して行った。
 割れた白桃を貫き、小さき尻えを分け、狭い喉奥まで麈柄を突き入れ白露を注ぐ。
 かくて董白、命尽きるとも陵辱され、董太師と共に長安の炎に消ゆる。
 さて、董氏一族を誅した司徒王允と呂布は、郭シ、李カクらの軍勢に如何に対するか。
 それは、次回で。