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戦火の生贄
戦場での陵辱劇をテーマにした小説を中心にしています。※18歳未満は閲覧禁止
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UC.0088、資源衛星にて


 UC.0088.12.25、ネオジオン内において、ザビ家の正当を名乗るグレミー・トトは、ネオジオンの実質的指導者である摂政ハマーン・カーンに対して反乱を実行。
 勢いに乗じたグレミーは、宇宙要塞アクシズを占拠し、その宙域において双方の艦隊が対峙した事により、ネオジオンは内戦状態に突入した。
 この反乱は、グレミー派においても一部の近習にしか知らされてはおらず、アクシズから離れた宙域における、事情を知らぬ部隊においては、双方共に混乱を引き起こしていた。
 グレミーの所有している、この資源衛星においても、それは同様であり、突如友軍である筈のザクⅢ5機による急襲を受けていた。

 「くそっ! 一体、どうなってるんだ!」
 衛星内での輸送艇格納庫では、一人の兵士が状況も掴めずに、地団駄を踏んでいる。
 兵士と言っても、見ればまだあどけなさも残す少年兵、歳は16前後といったところか。
 主戦場から離れたこの衛星には、兵士の数も少なく、当然反乱の計画など、知る所ではなかった。
 何が起きたかも分からぬ内に、砲撃により次々と出入口を潰され、緊急出撃した僅か3機のガザCも、新型MSであるザクⅢの前に為す術なく撃墜されていった。
 少年兵は混乱していた、第3世代のスペースノイドである彼は、ザビ家ひいては全スペースノイドの為と軍に志願した。
 僅かながらもニュータイプの素質があると診断された事を誇りに思い、懸命に軍務に励んできた。
 その自分が、何故友軍のからの攻撃を受け、この小さな資源衛星で窮地に立たされているのか。
 MSを失った今、この衛星に戦力と呼べる物は無く、残された兵士は小型艇にて脱出を図ったが、これらにおいてもザクⅢによって次々と撃破、投降信号を揚げた者達も同じ運命を辿っていった。
 それでも、未だ混乱の中にいる少年兵を尻目に、残された兵士達は数少ない小型貨物艇を奪い合う様に乗り込んで行く、そこには軍としての規律も秩序もなく、目の前の死神から逃れ様とする烏合の衆である。

 「おい、貴様等ら道を空けろ!」
 輸送艇に大型の装甲トレーラを乗り付けて、下りて来たのは3人の兵士達、数日前にこの衛星を訪れたグレミー直属の士官である。
 士官達の声に我に帰った少年兵が、脱出に送れまいと駆け寄りトレーラに乗り込もうとした瞬間、唐突に横面を殴り飛ばされた。
 一体何事かと、床に倒れたまま見上げる少年兵に、士官の怒鳴り声が叩きつけられる。
 「貴様何をしている! これはグレミー様の元に届ける、大切な荷であるぞ! 貴様如きが触れて良い物ではないわ!」
 「……なっ!」
 「貴様等、下がれ! グレミー様への荷が優先だ!」
 少年兵の中で怒りがざわついていた、彼等はこの衛星で軍務に付いていた兵士より、トレーラの積荷の方が大事だ言うのか。
 無論、兵器…特にMSともなれば、数名の兵士の命とは比べ様もない、だが少年が兵士としてそれを認めるには、いささか若過ぎた。
 「ま、待って下さい! それでは残りの兵士は…」
 言いかけた所で、邪魔だとばかりに蹴り飛ばされた、ひとしきり咳き込んでようやく立ち上がると、トレーラは既に貨物艇の中、そして聞こえて来る熱核エンジンの機動音。
 このままでは巻き込まれる!!と少年は駆け出し、そのままボックス型の管制室に飛び込んだ。
 間一髪、直前まで少年兵の居た辺りをバーニアの炎で焼きながら、貨物艇がゆっくりと加速する。
 「馬鹿な、このままハッチを開くつもりなのか!?」
 慌てて、管制室の気密操作を行なう、強化ガラス越しに逃げ送れた兵士達が、必死の形相で走って来るがもう間に合わない。
 命を食らうケルベロスの顎の如く格納庫のハッチが開き、宇宙の漆黒が兵士達を呑みこんで行く。
 そして、その顎の中へと貨物艇が飛び込んだ瞬間。

 一条の閃光が、それを貫いた。
 それがメガ粒子砲であったと認識するより先に、貨物艇は炎に包まれ四散、無数の鉄塊が凶器となって格納庫を荒らし回る。
 咄嗟に目を閉じ蹲っていた少年兵が、ゆっくりと頭を上げると、奇跡的にも管制室は無事であった、しかしあれだけの爆発から生き延びたのは幸運であったのか。
 少なくとも、状況を目にした少年兵は愕然としていた。
 先の攻撃と貨物艇の爆発の為、格納庫内は燦々たる有様であった、天井が崩落し空気の流出は治まっているものの、いずれの出入口も瓦礫に塞がれて、とても通れる状態ではない。
 要するに、彼はたった一人で宇宙の瓦礫の中に閉じ込められたのだ。
 バッテリー式の非常灯だけが薄暗く瓦礫を照らす中、叩き付ける様な轟音と振動が続いている。
 どうやら敵の攻撃はまだ続いているらしい、この様子ではこの格納庫も何時まで持つものか、次に空気が流出する様な事があれば、今度こそ終わりだろう。
 
 少年兵は携帯ライトと片手に瓦礫の中を歩き回るが、まともな機体は勿論、脱出ポッドすら発見する事が出来ない。
 ………Pi……Pi……Pi…
 ふと少年兵の耳が小刻みに鳴る電子音を捉えた、どうやら何かの警告音か、ライトを向けたその先には、壁に叩きつけられた巨大な鉄の柱がそびえていた。
 思わず立ち尽くして見上げると、巨大な柱と思われたそれは、あの士官達が運んでいた装甲トレーラであった。
 所々が拉げているものの、あの爆発中で原型を留めているとは、如何に頑丈に作られていた事か。
 そのコンテナの開閉口から、点滅する赤い光が除いている、どうやら例の電子音はそこから出ている様だ。
 少々梃子摺ったものの、その正体を確認する事が出来た、引き摺るようにコンテナから引っ張り出したそれは、まるで鉄の棺である。
 その棺の面には数種の表示盤とNo.13のプレート、いかにも注意灯といった赤いシグナルが、電子音に合わせて点滅していた。
 「…パルス……エラー…?」
 おそるおそる、表示盤へと手を伸ばす少年兵、緊張に昂ぶる心音に合わせるかの如く、シグナルの速度が増して行く。
 そして、少年兵の手が棺に触れた瞬間。
 Pi-----!!
 ひときわ甲高い電子音が鳴り響き、赤灯が消えた。
 びくりと伸ばした手を引っ込める少年兵の目の前で、しゅうとエアの抜ける音を立てて鋼鉄の棺が割れる。
 その機械仕掛けの棺の中から現れたのは、薄緑の液体で満たされた透明なカプセル、そして、その液体の中、まるで眠っている様な少女の姿だった。
 少年兵は呆気に取られ、その少女をただ呆然と見つめていた、見たところ少年兵よりも幼い、おそらくは11歳前後だろうか、金髪のショートカットに整った顔立ち、そして未だ子供じみた未成熟な身体には、一糸も纏ってはいない。
 とても女とは言えぬ幼い身体ではあったが、女を知らぬ若い少年兵にとっては、直視する事に気恥ずかしさや、罪悪感を覚える様なものであった。
 そして、少年兵はこの棺の正体に思い当たる、おそらくは重篤な兵を収容し、仮死状態にしてメディカルセンターに運ぶ為のカプセル。
 しかし、目の前のそれは、少年兵の知るものとは違い、どうやら特別製のものらしい。
 それにこの少女は一体は何者なのか、グレミー直属の士官が、兵達を犠牲にしてまで持ち出そうとしていた荷物、この少女にそれだけの価値があるというのか。

 ふと以前に聞いた噂を思い出した、ニュータイプに対して特別の思い入れを持っていたグレミーは、ニュータイプの研究団体を組織、密かにクローンによるニュータイプ部隊を設立していると。
 そして、そのクローンの素体は未だ幼い少女だとも聞いていた。
 少年兵は胸の中に黒いものが生まれるのを感じていた、それはたった一人の少女の為に、幾人もの兵が犠牲になった事に対してか、はたまたニュータイプの素質があると言われながらもグレミーに選ばれる事無く、この様な資源衛星に追い遣られた事によるものなのか。
 カプセルのパネルに指を走らせる、透明なシールドが開放され、ごぼりと保存液が溢れ出す。
 僅かに膨らみの兆しを見せる幼い胸元や、未だ産毛すらないつるりとした下腹部を、保存液が流れて行く。
 少年兵は、その濡れた胸元に手を当てる、ひんやりと冷たい胸、そこに生命の鼓動は感じない。
 やはり先程のエラーによるものか、鋼鉄の棺に厳重に守られたこのカプセルも、あの爆発の衝撃には耐えられなかったらしい。
 「…はは……あはははは…」
 自然に乾いた笑いが溢れ出した、あの士官達が兵士達も、逃げ送れた兵士達も、全て無駄死にだった訳だ。
 挙句、自分はこんな辺鄙な資源衛星の中で、いつ朽ち果てるとも知れない目に合っている。
 そもそも、こんな資源衛星が新型MSの攻撃を受けているのも、ひょっとしたら…
 「くそ、お前さえ…お前さえいなければ…」
 感情のままに、掌が少女の細い首に掛かるが、既に息の無い少女が抵抗するはずも無い。
 少年兵の背中が、ぞくりとざわめいた。
 初めて触れる少女の首は、あまりに華奢で、その冷たい肌はシルクの様に滑らかで柔らかい。
 かくりと傾いた細い首の上、色付きの薄い小さな唇が目に入る、その慎ましやかな薄桜に少年兵は、乱暴に口付けていた。
 本来、愛情の表現である行為である口付けであるが、少年兵はこの少女に愛情など持ち合わせて等いない。
 それは未成熟な少女に対する、幼い興味と欲求のままに行なわれている行為、未だ男性として成長しきっていない少年の唇が、さらに幼い唇を割り、柔らかな舌を吸い上げる。
 もの言わぬ少女の屍への、生まれて初めての口付け。
 腰が重い、気が付けば若い陰茎が固く張り詰めている。
 一度タガの外れた幼い獣性は止まらない、少女として花開く事無く、成長を止めてしまった幼い胸をまさぐると、その薄い胸にも確かに少女らしい柔らかさが感じられる。
 そのなだらかな丘の頂き、未だその形すら整わぬ小さな蕾を摘み取る様に口にする、柔らかな少女の身体の固いしこりを舌先に感じた。
 そして、その舌は幼い胸元から、慎ましげな小さな臍を通り、ふっくらとした恥丘を越え、遂には秘密の場所へと到達する。
 少年兵は思わず唾を飲み込んだ、目の前には生まれて初めて見る異性の性器がある。
 もっとも、少女としても未発達と言っていいそれを、性器と言って良いものか、未だ発毛の兆しすらないつるりとした丘、その幼さを守る様にぴたりと閉じた幼貝。
 だが女を知らぬ少年兵にとっては、この際相手が成熟していようが未成熟だろうが関係なかった。
 少女の細い脚を肩に乗せ、閉じた幼貝を割り開く。
 きれいだ…と少年兵は思った、死しても桜色を失わぬ秘肉、幼く未発達故に肉襞もなく、あまりに単純な造り。
 つぷりと舌を差し入れる、幼貝の中は思った以上に冷たかったが、それを包む柔らかな肉はとても魅力的だった。
 獣性のままに乱暴な愛撫が、つるりとした張りのある幼唇を割り、未発達な秘肉を蹂躙し、その舌先は隠された秘孔を探しあてる。

 この少女に寄せる情はない、むしろ苛立ちすら感じる。
 それでも、この金髪の少女の身体は、屍であったとしても、幼い性を振るいい立たせるには十分であった。
 グレミーに選ばれたNT、この少女を犯してやる。
 少年兵は抵抗する筈もない少女を、まるで組み伏せる様に押さえ付けた。
 いざ貫こうと、猛る若茎をあてがうも、柔らかな幼貝に茎芽が触れるだけで背中が痺れる。
 そもそも未成熟な少女は腰も狭く秘孔は固い、やみくもに押し付けるだけでは、貫けるものではない。
 「くそっ!…くそっ!……く…うぁっ!!」
 力尽くに何度も幼貝を擦り上げた結果、若過ぎる精はあっけなく零れた。
 若茎は何度も脈動し、少女の身体を白濁に汚して行く。
 はあはあと息を付く少年兵、しかし若茎は尽きる事無く憤っている、いや寧ろ白濁に汚れたまま、ぐったりと横たわる少女の姿は、彼を益々興奮させていた。
 
 猛る若茎を再び幼貝にあてがう、相変わらず固く閉ざした幼芯だったが、零れた白濁が熱く滾る若茎を冷たい幼芯へと導き、遂には幼い秘道を蹂躙した。
 いくら若い少年兵の若茎とはいえ、少女の秘道はそれ以上に幼い、幼貝は痛々しく開き、まるで楔を打ち込んだ様である。
 少年兵は獣性のままに腰を振る、幼く稚拙でただ快楽を求める行為だ。
 熱い若茎が、狭く固い秘道をこじ開け、幼い子宮口を叩く。
 小さな身体を乱暴に揺すられる少女、幼い肉がぶつかり合う音に合わせて、金髪の頭が力無くかくかくと揺れる。
 少年兵は少女のか細い足を掴むと、最奥まで突き上げ、冷たい子宮に熱い精を叩きつけた。
 女としての機能を宿す前に、成長を止めてしまった幼い子宮、少年兵は腰を震わせながら何度も何度も精を流し込む。
 今まで経験した事のない強烈な射精、頭の中が真っ白で、魂ごと身体から抜け出して、宇宙に広がっていくかの様な。
 そうして何度目かの射精の後、ようやく少年兵が少女から離れると、少女の胎に注がれた大量の精が、こぽりと音を立てて溢れ出た。
 固く閉じていた幼貝は、開ききって隠されていた筈の秘孔を覗かせている。

 少年兵が再び少女に手を伸ばしかけたその時、轟音と共に地面が揺れた。
 崩れかけていた天井が崩落する、鋼の軋む音と共に傾いていた装甲トレーラが倒れ、咄嗟に飛びのいた少年兵と少女の間を隔てた。
 いたる所から響く、爆発と崩落の音、どうやらこの衛星も、もう終わりらしい。
 結局、自分は何も出来ないまま此処で死んでいくのか…いやだ、「俺は死にたくない。」
 そう口に出した時、装甲トレーラの中で何かが音を立てて光った。
 「これは…モノアイ…MS?」
 それは、今まで見た事もないMSであった、AMX-004G…その名称にも覚えがない。
 しかし、それが何者であれ、少年兵にとっては最早、唯一といってもいい手段だった。
 幸いにも、致命的な損傷は受けていない、実戦経験は無いものの、MSの訓練過程は終了している。
 
 崩落の中、破片ごとシャッターを打ち抜き宇宙に飛び出した、上も下もない漆黒の世界、だが不安は無く、むしろ落ち着いている。
 直後、1機のザクⅢと鉢合わせした。
 まさかMSが飛び出して来るとは思わなかったのか、敵の動きが止まる。
 少年兵は迷わずトリガーを引いた、ザクⅢはアクティブカノンの直撃を受け四散、残りの敵機は慌てて体勢を立て直そうとする。
 敵の動揺を感じる、続け様にもう1機を撃破。
 
 しかし、不意打ちが通用したのも、それまでだった、体勢を立て直した正規兵3機に、実戦経験のない少年兵、相手になる筈もない。
 スタビライザーに被弾、バランス失った所で、左手を失った。
 止めとばかりに、隊長機のライフルが向けられる。
 頭の中に、少女の姿が浮かぶ、なす統べなく自分に陵辱された屍の少女。
 いやだ、俺はあんな風にはなりたくない、死んだら終わりなんだ、どうしららいい…死なない為には………ソウダ…コイツラガシネバイイ…
 「シネ!」
 突然に、多方面からのビーム射撃。
 隊長機は何が起きたかも分からないうちに、爆発四散した。
 何が起きたかは自分にも分からない、だが殺す意思が力になるのを確かに感じた。
 「シネ!」
 次の相手に殺意を叩きつける、先と同じ様に無数のビームが敵を蜂の巣にする。
 頭が痛い、頭の中が殺意で一杯になる、目が霞んで今にも気を失いそうだ。
 残りの敵は…敵…テキ…テキヲコロサナイト…
 逃げようとした残りのザクⅢが、火球に包まれたと同時に、少年兵の意識は闇の中に飲み込まれて行った。

 「…………ばらしい……………れほどの素材………強化……」
 「………………我々の………完成…………ではないか……」
 白い壁に囲まれた部屋で少年は目を覚ました。
 「おお、目を覚ました様だ、気分はどうかね?」
 笑いながら語り掛ける白衣の男性、医師であろうか。
 「ここは…一体……」
 「ふむ、君は戦傷を受けて、ここに収容されたのだよ、覚えてないかね?」
 「…戦傷?…俺は……俺は……くっ!」
 頭が割れる様に痛む、自分の事を思い出せない。
 それに、ひどい耳鳴りに、浮遊感。
 「…俺は……く…誰だ……何が…どうなって……くそっ!…」
 「ああ…無理はいかんよ、戦傷による記憶の混乱はよくあることだよ、大丈夫、我々に任せなさい。」
 どうにも不快だった、この医師をはじめ白衣の男達、顔は笑っているがその目はまるで…
 「我々も協力する、ゆっくりと治療していこうじゃないか。」
 その目をやめろ、イライラする、最悪の気分だ。
 「とはいえ、名前がないのも不便だな、さしあたって…そう、ギュネイというのはどうかね?うん、よろしく頼むよギュネイ君。」