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戦火の生贄
戦場での陵辱劇をテーマにした小説を中心にしています。※18歳未満は閲覧禁止
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戦火の生贄~牧童~


 街より離れた緑の丘、その斜面に羊の群れが雲のように形を変えていく。
 「アル、羊が広がり過ぎてる、向こうから追って頂戴。」
 「うん、ジョンいくよ。」
 愛犬と駆けていく少年を、少女は眼を細めて見つめる。
 ついこの間まで危なげに歩いていた少年が、しっかりとした足取りで、羊を追っていく。
 少しは少年らしくなったであろうか、流れるように羊を追い上げる姿に、多少の頼もしさを感じたりもする。
 とはいえ、まだ時折、やんちゃな悪戯で姉を困らせる子供には違いないのだが。
 途端、少年と羊を追っていた、牧羊犬のジョンが吠え出した。
 いつもの羊を追う吠え方とは違う、ジョンの見る方を目で追えば、丘の向こうから煙が上がっている。
 家のある方角から上がる煙は一層増え、ジョンは激しく吠たてる。
 「火事!?アル、いらっしゃい!」
 少女は、駆け寄る弟を連れて、丘へと走り出すと、ジョンが後に続く。
 丘の上から見下ろすと、家が燃えていた。
 小さな小屋ではあるが、家族と12年館暮らしてきた家である。
 「あ…ああ……」
 炎を煙を吹き上げながら崩れていく我が家に、呆然としていた少女であるが、両親の事を思い出し、丘を駆け下りて行く。

 「お父さん!お母さん!大丈夫……!」
 焼け落ちる家の前まで辿り着いた少女は、目の前の光景に言葉を失った。
 庭先にいたのは、10人ほどの男達、何れも屈強な体躯に剣や槍で武装していた。
 これは、一体どうしたことか、状況を理解出来ないでいる少女に、熊のような髭の男が笑いながら話し掛ける。
 「よう、お嬢ちゃん、一体どいつにご用だい。」
 「あ、あの…私の家……おとう…さん」
 「おお、おとうさんか!おとうさんよ!可愛いお嬢ちゃんが呼んでるぜ!」
 父親は無事でいたのか、男の振り向いた先を目で追い、少女は凍りついた。
 地面に立てられた槍の先に、父親はいた。
 正確には、父親の首だけがそこにあった、その表情は読み取れるものではなく、だらしなく開いた口の奥に、鋼が鈍く光っていた。
 「きゃああぁぁ!」
 悲鳴を上げて、立ちすくむ少女、だが、その先に更に信じられない光景があった。
 地面には、母親が横たわっていた、だがその母親の姿は少女の知るものではなかった。
 いつも少女に優しく微笑みかけていた美しい顔は、眼を見開き苦悶の表情を湛え、その表情が変る様子はない。
 質素ながらその美しさを飾っていた衣服は、原型を留めておらず、豊かな乳房をさらけ出している。
 その美しかった顔も乳房も、まるで蛞蝓が這ったように、粘液状のモノで汚され、さらに、長身の痩せた男が母親を組み伏せている、下半身をさらけ出して、その腰を母親の腰にぶつけているのだ。
 その乱暴な行為に、母親の身体は、かくんかくんと力無く揺れ、豊かな乳房が跳ねていた。
 「ご婦人の方は、幾らも持たなかったからな、お嬢ちゃんには頑張ってもらおうか。」
 「可愛いねェ、残ってて正解だったゼ。」
 男達が、いやらしい笑いを浮かべながら、少女を取り囲んでいく。
 「あ…あ……」
 目の前の事が理解出来なくとも、自分が恐ろしい状況に置かれていることだけは解った。
 逃げなければいけない、しかし、恐怖に囚われた少女の脚はふるえ立っているのは精一杯だった。
 ガウッ!
 少女の前に、突如、黒い影が飛び込んで来た。
 影は、少女の背後から方を掴もうとしていた巨漢の腕に、深く噛み付いた。
 「イデェッ!」
 巨漢が怯むのと同時に、聞きなれた声が響く。
 「おねえちゃん!!」
 弟に呼ばれ、ようやく少女の脚は動き出した。
 しかし、男の脇をすり抜たように思えた一瞬、少女の細い腕は髭男に手に捕えられていた。
 「あうっ!ジョン!!」
 痛みに顔を顰めながら、先程の影…愛犬のジョンに眼を向けるが、ジョンも噛付いた巨漢に掴まれていた。
 囚われながらも唸り、大男に抵抗するジョン、主人を守るために暴れ爪を立てる。
 「イデェダロ!コノ、バガイヌ!!」
 しかし、巨漢は暴れるジョンの頭を掴むと、力を込めていく、ミリミリを嫌な音を立てて、巨漢の肩が盛り上がる。
 ギャウッ!
 ぐしゃりと音がして、ジョンの頭が潰れた、あまりの惨さに少女が目を逸らす。
 「このぉ!おねえちゃんをはなせぇっ!」
 少年が、羊追い用の杖を振り回しながら、髭男に殴りかかる。
 しかし、10歳にも満たない少年と、職業兵士では勝負にならない。
 「ほれ、どうした、そんなんじゃお姉ちゃんは、助けらんねぇぞ。」
 笑いながら、髭男は少年の振り回す杖をかわし、受け流す。
 「このっ!このおっ!」
 少年が、目に涙を浮かべながらも必死に杖を振り回す、頼りのジョンはもういない、自分が姉を助けるのだと。
 からかうように相手をしていた髭男だったが、遂に剣の切っ先を少年に向けた。
 「残念だったな、小僧。」
 髭男の剣が、少年の右肩を貫いた、少年はうめきながら倒れたまま起き上がらない、だた流れ出す血が地面を赤く染めていく。
 「いやぁ!!アル!アル!」
 少女が叫ぶ、父母を愛犬を失い、今、弟までも失おうとしている。
 倒れたままの少年が、僅かにうめいた、重傷ではあるがまだ死には至っていない。
 「おねがい、助けて!アルが…アルが死んじゃう。」
 少女が懇願する、もうこれ以上、愛する者を失うのには耐えられないと。
 待っていたとばかりに、髭男の顔がにやりと歪む。
 「お嬢ちゃん、弟を助けたいかい?」
 少女が、しゃくりあげながら頷く。
 「ようし、それじゃあ、頑張るんだな。」
 「頑…張る……?」
 髭男の言葉の意味を掴みかねて、少女が聞き返す。
 「ヂグジョウ、イデェヨアニギ。」
 噛まれた腕を摩りながら、巨漢がやってくる。
 「おお、大変だったな、よし、お前からヤッていいぞ。」
 「ただし、すぐに壊すんじゃないぞ、皆で楽しまないとな。」
 そう言うと、髭男は背中を押す。
 少女のよろけた先は、巨漢の腕の中である。
 「アア、チッチャクテガワイイナァ。」
 巨漢は、少女を抱え上げると首元に顔を寄せ、獣のように臭いを嗅ぐと、少女の顔を舐め上げる。
 少女は、その人間離れした容姿と不快感に、少女がひっと息を呑んだ。
 興奮した巨漢の息は次第に荒くなり、少女は涙を浮かべながら顔を逸らす。
 そして、巨漢は少女の襟元にその獣のような歯を立てると、そのままブラウスを引き裂いた。
 「いやぁぁ!!」
 引き裂かれたブラウスから、少女の色白い胸があらわになる。
 少女は、まだ乳房とは言えぬような、幼い膨らみを隠そうとするが、巨漢に腕を掴まれて痛みにうめく。
 「うひょう、ちっちゃいねぇ。」
 「真っ白じゃねぇか、そそるぜ。」
 取り囲む男達が、口笛を吹きながら囃したてると、その熱狂に押されるように巨漢は益々息を荒げていく、涎を垂らしながら少女の幼い膨らみを舐めまわす。
 「いやぁ!やあぁぁ!」
 少女が激しく頭を振りながら、脚をばたつかせる。
 しかし、暴れてスカートから覗く細い足は、男達を更に狂喜させる。
 巨漢が、その細枝のような脚を掴むと、少女を逆さに吊り上げた。
 スカートは完全に捲りあがり、肉付きの薄い腰を包む少女らしい下着が露になる
 豪腕に両足を掴まれ、吊るされた少女は、もはや暴れることも出来ない、だだ泣き叫ぶ少女の脚を豪腕が力任せに開いた。
 「ひぃっ!」
 少女が痛みに目を見開く、脚はほぼ水平に開かれていた、左右に引かれる少女の細い腰は今にも壊れてしまうかに見えた。
 少女ブラウスを裂いた巨漢の歯が下着に立てられる、とそのまま引き裂いた。
 「------!!!」
 少女の大事な部分が露になるのと同時に、男達の歓声が上がり、慎ましい無毛の割れ目が男達の目に晒される。
 しかし身体が裂けてしまうのではないかと思うほどに、脚を開かれているにもかかわらず、その割れ目は美しく閉じたままであった。
 全てを男達の劣情に晒され、少女は気が狂いそうだった、なぜこんなことをするのか?こんなこと知らない、お母さんはこんなこと…お母さん……
 少女の目に、動かない母親の姿が目に入る、白濁の液体に汚された母が、その身体を痩せた男に弄ばれている。
 ああ、自分もこうなるんだ、あの髭の人が言った頑張るって、そういうことだったんだ、頑張れば……アルは助かる?
 頑張ろう、頑張ろう、巨漢の涎が垂らされ、無毛の割れ目に舌が差し込まれる、とても気持ち悪かったけど、少女はひたすらに我慢した。
 少女の世界がふと反転した、逆さに吊らされていた少女の身体は、抱え上げるように持ち上げられていた。
 先程まで強引に開かれていた脚は痺れているけど、もう身体を舐めまわす様子はない、終わったの?
 少女は緊張が切れたように脱力する、だが巨漢はそそり立つ自らの剛直を、幼い割れ目にあてがい、一気に貫いた。
 「ひぃぎゃぁぁああぁぁっ!!」
 今度こそ、身体が引き裂かれたと思った、頑張るなんて出来るはずもなかった、巨漢の剛直は幼い身体に収まる筈もなく、つるりとした下腹部が突き上げられている。
 悲鳴が収まるのも待たず、巨漢は小さな身体を抱えたまま突き上げていく。
 もはや、悲鳴も上がらない、剛直で幼い子宮を叩かれる度に、肺の中から空気が押し出され「ひっ!ひっ!」と声を上げる。
 巨漢は、獣欲のままに少女を突き上げ、その度に少女の細い脚がぶらぶらと揺れた。
 やがて、巨漢は一層激しく突き上げると、獣のような咆哮を上げる。
 「ひああぁぁぁっ!!」
 ぶびゅるると大量の精液が幼い子宮に発射され、少女の下腹部が膨れ上がる、巨漢はそのまま最後まで性を吐き出すと、少女を地面に放った。
 「うっ…あっ」
 落とされた衝撃で少女が喚く、細い脚がだらしなく広がり痙攣し、ぽっかりと裂けた割れ目がひくひくと震える度に大量の精液が溢れている。
 少女は、息を荒くしているがその身体は動かない。
 「おーおー、可愛い脚広げて、誘ってるのかぁ?」
 「おいおい、俺にも楽しませてくれよ。」
 白濁に汚れた幼い少女に興奮した男達が殺到する。
 「ま……まって…死んじゃ……」
 少女の言葉に男達が聞く耳を持つはずも無く、早速一人の男が少女に突き入れる、巨漢に犯された後とはいえ、その幼い割れ目は狭く、男を楽しませる。
 「おお、いいぜ!こりこりしてやがる、やっばガキは最高だぜ。」
 幼い子宮までゴリゴリと突き入れながら、男が笑う。
 「うっ…はっ……くぅっ……」
 少女は、悲鳴も上げられないまま、その小さな身体を揺すられる。
 「じゃあ、俺はこっちで楽しませてもらうぜ。」
 別の男が、少女の小さな口に剛直をねじ込み、喉を突く。
 「ごぷっ、ひゅ、かふっ…」
 幼い口が空気を求める度に、剛直は奥まで突き入れてくる。
 気が付けば、何人もの男が少女に群がっていた、次々に割れ目に突き入れ、喉の感触を楽しみ、薄い胸を弄ぶ。
 吐き戻しても、何人もの性を飲まされ、無毛の割れ目も開ききり白濁液を垂れ流していた。
 まだ息はしているものの、少女の目はもう何も見ていない、言葉もなくなすがままに犯されていた。

 既に放心状態でぐったりとしている少女だが、更に別の男が少女を犯そうとしていた。
 「おい!なんだありゃあ!」
 突然一人の男が声を上げた。
 見れば、遠方に土煙が上がっている。
 「ち…早いな、正規の連中は囮にもなんねぇ。」
 「お前ら、急いで国境を越えるぞ!そうすりゃ、仕事なんぞいくらでもある!」
 男達の動揺を制すると、髭男を戦闘に素早く荷物を纏める。
 「おい待てよ、俺はまだヤッてないぜ。」
 不満の声を上げたのは、今まさに少女を犯そうとしていた男。
 「追っ手なんか知れてる、皆殺しにしてもう一度楽しもうぜ。」
 兵達は、男の声に耳を貸さず素早く荷を纏める。
 「ふざけんなよ!てめぇらだけ楽しみやがって、俺はまダッ…!!」
 それ以上続ける事は出来なかった、男の胸からは槍が生えている。
 カクカクと自動人形の様に振り向いた男の目に入ったのは、馬上にて長槍を持つ痩男、男は何事か喋ろうとしたが叶わず、血の泡を吐いて倒れた。
 「バカが、一人で死んでろ。」
 髭男は吐き捨てる様に言うと、馬を国境に向ける。
 「よし、全力で駆けるぞ、遅れた奴は勝手に死ね!」
 男達は、まるで疾風のように駆けて消え去った。


 まだ年若い少年が、小屋の前で担いでいた荷を下ろす。
 丘の麓に立った粗末な小屋、まるで玩具のような小さな小屋だ。
 「ただいま姉さん、今日は羊毛を納めてきたよ、食材も買ってきたからスープにしよう。」
 「留守にしてごめんね、裏に荷物だけ置いて来るから、すぐに用意するね。」
 そう言うと少年は、左手に荷物を抱えて、小屋を出る。
 右手が無いのは不便だが、その分左手が鍛えられる、まだまだ成長なのだ、背も伸びたし1年後には更に逞しくなっているだろう。
 生活は苦しいが、まあ3人なら何とかやっていける、自分が頑張らなくては。
 「さあ姉さん、すぐに食事にするからね。」
 小屋に戻り食事の準備にかかる、姉は相変わらずこちらを見ようとはしない。
 今日も、椅子に座ったまま、窓を見ている。
 いつかは、自分の言葉に応えてくれる日が来るのだろうか、少年の心に雲が掛かる。
 「きゃ…ああうう…まー」
 少女の腕の中で、小さな命が無邪気な笑い声を上げる。
 小さな手を伸ばし、母親の頬に触れる。
 「ああう、あー」
 それまで彫像のように動かなかった少女が、腕の中の赤ん坊に微笑みかける、それは赤子と同じ無垢な微笑みだった。
 「姉さん…」
 少年は、赤子になった姉の無垢な微笑みにつられて笑う、そして左手を握ると、なによりも大切な家族にために食事の準備に取り掛かった。