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戦火の生贄
戦場での陵辱劇をテーマにした小説を中心にしています。※18歳未満は閲覧禁止
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6:真


 亜美と真美の死体をバックに、カメラに向かい声明を訴える。
 警察は未だに動く気配はない、ガキ共を見捨てて要求を蹴るつもりなのか。
 まあ、それならそれで、警察や政府にも避難の声が上がるだろう、平和ボケの理想家共はガキに甘いからな。
 ここまで来たら、徹底的にやってやる、この世界を破壊する為に…
 
 カメラのランプが消えた。
 どうやら、バッテリーが切れたらしい、全てを訴えるには到底足りなかったが、致し方ない。
 それでも、ネットワークを通しての放送には、反応があった様だ。
 嘆き、怒り、興味、そして更なる破壊を期待する声、この世界を憎み、壊す事を望む同志が続くのであれば、放送した甲斐があったというものだ。
 ともかく、これ以上の放送が出来ないのであれば、もうこの姉妹に用はない。
 俺は目を見開いたままの亜美を投げ捨てる、ぐったりとした体が人形の様に転がった。
 「うっ…く……亜美…ちゃん…」
 ガキの一人が、投げ捨てられた亜美の身体を抱え上げた、さっきの書とショートカットのガキ…確かまこちゃんとか呼ばれてたか。
 「く…ごめん…ごめんね…亜美ちゃん…」
 ぼろぼろと泣いてやがる、ガキ一人が死んだのがそんなに悲しいのか。
 所詮恵まれたガキ、平和なもんだ。
 さて、外の連中はどうしているかと、窓に目を向けた瞬間。
 「うああああああっ!」
 目を逸らした隙に、さっきのガキが飛び掛って来た。
 振り向いた瞬間、鳩尾に突きを喰らった。
 「ーッ!」
 続けて回し蹴り…が、これは咄嗟にライフルで受け止めた。
 「ッこの、くそガキッ!」
 俺は銃床をガキの頭に叩きつける。
 「あぐっ!!」
 ガキは、がくりと身体を崩す、腹を思い切り蹴り上げると、以外に軽い身体がもんどりうって倒れた。
 「くそっ、ふざけやがって、このガキッ。」
 俺は、倒れたガキを何度も蹴り上げる。
 「おい貴様、さっきからふざけた真似しやがって、ブッ殺してやる。」
 横向きに倒れている、ガキが抱えている腹を踏みつけ、銃を突きつける。
 「う…くっ……あんたたちこそ…しんじゃえ…」
 床に這いつくばって銃を突き付けられながら、下から睨みつけてきやがる。
 まただ、コイツの真っ直ぐな目線は苛々する。
 その目線ごと頭を吹き飛ばしてやろうと思った瞬間、俺の肩に手が置かれた。
 「いやあ、なかなか大したガキですなぁ同志。」
 戦争屋の奴か、邪魔をするな。
 「死は覚悟の上での行動でしょうな、そういう目をしとります。」
 「このまま殺しても面白くないでしょう、駒は有効に使いましょうや。」
 そう言うと戦争屋は、俺に有効な使い道とやらを耳打ちした…ふん、悪くない趣向だ、いいだろう。
 「おい、次はお前にメッセージを届けてもらうぞ。」
 
 「く…ボクは、殺されたって…何も言わないよ…」
 机に座ったまま、戦争屋に両腕を拘束されてもなお、生意気なガキだ。
 「かまわんさ、メッセージは貴様自身なんだからな。」
 「なあ、まこちゃん。」
 亜美が言ったように呼ぶと、ガキは顔を真っ赤にして怒りを剥き出しにするが、その身体は戦争屋の屈強な腕がしっかりと捉えている。
 「くっ…なれなれしく呼ばないで!!」
 「さて、それじゃあ何と呼ぶかな。」
 唇を噛んで黙るガキの胸元にナイフを当て、ブラウスのボタンを一個づつ弾いていく。
 下に身に付けていたのはTシャツ…いや名札が縫い付けてある、どうやら体育着らしい、名札には「菊池 真」と書いてある。
 「なるほど、真ちゃんか。」
 少し挑発気味に名前を呼ぶが、今度は黙ったまま目だけで敵意を向けてくる。
 俺は続けて吊りスカートのベルトにナイフを当て刃を滑らす、濃紺のプリーツスカートが滑り落ちると下着…ではない体育用のブルマーか、成る程ボーイッシュな真らしい。
 「ふん、随分とお転婆らしいな。」
 体育着姿の真は、脂肪の薄い締まった身体つきをしていた、少女というより中性的な印象だ。
 俺の視線を意識したのか、剥き出しの細い脚をすり合わせる。
 俺は体育着の裾に手を掛けると一気に捲り上げた、僅かに真が息を飲む音が聞こえる。
 想像以上に白い真の肌があらわになる、決して色黒という訳ではないが、その手足に比べて幾分色白い身体、どうやら水着の焼け跡らしい。
 少年を思わせる様な体型の真だが、その胸は少女らしい膨らみを蓄えようとしているのが見て取れた。
 そして、その未発達の膨らみの頂きには、緊張のためか固く突き出した桜色の突起があった。
 「どうした、ガキのくせに乳首を固くしてるのか?」
 わざと蔑む様にそう言うと、その胸の膨らみにナイフを当て軽く滑らせた。
 「っん!……く…」
 真の胸にミミズ腫れの様な線が走り、薄っすらと血が滲む。
 それでも、真は声を噛み殺して、俺から目を逸らそうとはしない、僅かに瞳が潤んでいるのは、痛みより屈辱の為だろう。
 「その目、まったく苛々するぜ。」
 俺は、真のブルマ越しにナイフを当てがった。
 すり合わせた膝が小さく震えている、肉付きの薄い真の脚は閉じていても、その付け根には隙間が開いてしい、ナイフを阻む事は出来ない。
 「大事な所をズタズタにしてやろうか…」
 ブルマ下の割れ目に食い込ませる様に刃を押し付けた。
 手にしたナイフ越しに真の震えを感じる、唇を噛んで強気を装ってはいるが、その恐怖を隠しきれてはいない。
 「このまま、裂いてやるよ。」
 俺は、ナイフの切っ先を割れ目に押し付けると、素早く手前に引いた。

 「ーーッ!!」
 真が始めて目を瞑って身体を強張らせる。
 ちょろちょろと水音がする、見れば真の細い脚を伝って、生暖かい液体が流れ落ちていた。
 「見ろよ、コイツ小便漏らしやがった、みっともねえお嬢様だぜ。」
 様子を見ていた同志達が囃し立てる。
 「大事な所が裂けちまったか?お前達、見てやりな。」
 「や、やめろぉっ!ボクに触るなぁっ!」
 俺の言葉に、同志達が真の細い脚を掴み乱暴に開こうとする…が、真は以外にも強い力で膝を閉じ、必死に抵抗する。
 「くそっ!このガキ、じたばたすんじゃねぇっ!!」
 同志の一人が、力任せに真の腹を殴り付ける。
 「うぐぅっ!!」
 うめき声を上げた一瞬のうちに、真の脚は大きく広げられていた。
 「けっ、てこずらせやがって…見ろ、汚れちまったじゃねーか。」
 同志は小便に汚れた手で、真の顔をぴしゃりと叩く。
 真は、黙って唇を噛んでいる。
 「さて、ここがどうなっちまったか、見てやるよ。」
 俺は、大きく開かれた真の脚の間に手を伸ばす。
 小振りな尻を包んでいる濃紺のブルマの股間は裂け、その下の白い布地が覗いている。
 よく見れば、その白い布地にも小さな綻びが確認出来た、どうやらナイフの刃はそこで止まっていたらしい。
 「ふん、これじゃあ、よく見えねえな。」
 俺は、ブルマの裂け目から下着の綻びに指を掛けると、それを左右に引き裂いた。
 「バ、バカッ!見るな、見るな変態っ!」
 真が膝を閉じようと力を入れるが、その脚はしっかりと掴まれ、閉じる事は叶わない。
 そして、その脚の間の濃紺の裂け目からは、肌色の割れ目が見て取れた。
 濃紺の裂け目ごと真の割れ目を押し開くと、そこには未だ未成熟な桜色の花弁と狭い秘洞の入り口が震えていた。
 「ーーイッ!ンンンッ!!」
 俺はその狭い秘洞に指を突き入れると、抉るようにかき回す。
 「う…ぐ…ううううっ!」
 真の細い脚がぴんと跳ね、未だ固い秘洞がぎちぎちと指を締め付ける。
 だが、当の真はきつく目を閉じて、傷みを噛み殺している。
 「くそ、いい加減強情なガキだ、少しは泣き叫んでみやがれ。」
 突き入れた指を引き抜いた、責め苦から解放された真の身体が脱力する…が、その瞬間に、俺は固くなっていた一物を突き入れた。
 「あぎいいいぃぃぃぃっ!!」
 真が目を剥き、その身体をぴんと退け反らす。
 噛み締めた口から抑えきれぬ悲鳴が漏れ、引きつる秘洞は一層固く一物を締め付ける。
 「ははは、いい声が出せるじゃないか真。」
 俺は、狭い膣壁を割り開く様に、何度も何度も突き入れる。
 浅い膣奥の子宮口を突き上げる度に白い腹が波打ち、限界まで開いた割れ目がめくれ上がる。
 「いぎぃっ!んんんっ!きひっ!」
 真は涙と鼻水で、整った顔をくしゃくしゃに汚して、固く噛み締めた口元からは血か流れていた。
 若鮎の様に跳ねる真の身体は、乱暴に扱う程に俺の物を締め付けて来る、俺は衝動のままにその身体を突き上げると、肉付きの薄い腰を引き寄せ、子宮を壊さんばかりに突き入れた。
 「うぐっ!!んんんんーーーーーっ!!」
 自分でも愕く程の精が溢れた、かつてない勢いで打ち出されたそれは、真の最奥に叩き付けられ、真はその身を引きつらせた。

 「なかなか元気な嬢ちゃんですからな、随分と楽しめた様ですなあ。」
 戦争屋の声で我に帰った、少し夢中になりすぎてしまったらしい。
 身体を解放すると、真はふらふらとよろけ、ぺたりと尻餅をついた。
 どうやら、下半身に力が入らない様だ、だらりと投げ出された細い脚がひくひくと痙攣し、赤くはれ上がった割れ目から俺の吐き出した精液が溢れている。
 「どうしますかい?よければ連中にも遊ばせますが?」
 戦争屋の言葉に真を見る、ボロボロになってはいるが、未だその目は死んでいない。
 「ふん、構わんがまだ壊すなよ、あのガキはメッセンジャーだ。」
 「了解であります…おい、お前等聞いてのとおりだ、遊んでもいいが加減しろよ。」
 戦争屋の言葉が終わる前に、同志達は真に襲い掛かった。
 力無く抵抗する細い身体を組み引き、両足を抱えると、腫れ上がった割れ目に熱り立っ肉槍を突き入れる。
 うめき声を潰す様に体重を掛け、その軽い身体をがくがくと力任せに揺さぶれば、真の高く上げら脚が何度も引き攣る。
 苦痛に仰け反る真の胎内に性を吐き出せば、真の息が整うのを待たず次の同志が陵辱する。
 「ちくしょう、待ってられねえぜ、俺は口でやらせてもらうぜ。」
 別に同志が、真の喉を犯そうとする。
 「おいおい、やめとけよ、こいつまだ抵抗してやがる、噛み千切られても知らねえぞ。」
 そう、ここまでされても、未だ真の目は死んでいない。
 だが、真が耐えれば耐える程、その身体は陵辱に反応して一物を締め付ける、まったくイイ身体をしてやがる。
 「ち、しょうがねえ。」
 喉を諦めた同志は、真の体育着を捲り上げ、未発達な膨らみを荒々しく弄ぶ。
 薄い膨らみから、突き出すように尖る頂きを何度もいたぶり、白い肌に付いた痣が痛々しい。
 それでも、真は抵抗の意思を手放さないまま、何度も犯された。
 全員が用を済ませた頃、仰向けのままぜいぜいと息をしている真は、身体中を白濁に汚されていた。
 「さて、そろそろいいだろう。」
 「じゃあ、やりますかい、おい嬢ちゃんを立たせてやりな。」
 戦争屋の指示で、同志が真の腕を取って立たせる。
 「土産は?」
 「バッチリであります、同志。」
 「いいだろう、では入口まで送ってやれ、トラップに掛かってはたまらんからな。」
 「了解であります。」
 戦争屋はふざける様に敬礼すると、真を連れて出て行った。
 俺はPCでテレビを立ち上げると、中継を見る。
 どの局も俺達の中継一色、これなら都合がいい。
 カメラが校舎の玄関口に向けられると、そこからふらふらと脚を引き摺る様に少女が歩いて来る。
 少女とは、当然真の事だ。
 待機していた警官は、慌てて毛布を片手に駆け寄ると、真を保護した。
 丁度その時、戦争屋の奴が戻ってきた。
 「どうだ?」
 「まあ、散々ヤッた後ですからな、難無く入りましたでさ。」
 テレビの画面では、真が本部らしいテントに抱え込まれて行くのが見えた。
 「そろそろか…」
 「いいでしょうな」
 それを合図に、俺は右手を握り込んだ。

 耳を劈くような爆音と共に、テレビ中継のカメラが大きく揺れた。
 本部のテントは跡形もなく吹き飛び、悲鳴が上がる。
 校庭に待機していた警官隊とマスコミは、完全にパニック状態になっていた。
 「これ程とは…」
 「いやはや、思った以上でしたな。」
 俺は持ったままのリモコンを投げ捨てる。
 「何にせよ切っ掛けは出来た。」
 「では、いよいよ戦争ですな。」
 戦争屋は、実に楽しそうに笑っていた。

7:壊れた世界


 「港まで出れば船がある、俺達はまだ終わっちゃいない。」
 そうだ、まだ終わってない、この下らない世界はまだ存在している。
 それを壊すまで、俺の革命は終わらないのだから。
 「短期決戦しかないでしょうな、連中はすぐに体制を立て直すでしょう。」
 「裏門からの脱出か?」
 「それしかないでしょうな、まあ、それなりの配置はあるでしょうが…今は、さっきの爆発の処理に人数を裂いとるでしょう。」
 「迷っている暇はないな。」
 俺達は即座に装備を整え、校舎の裏口に向かった。
 当然、裏門にも警官隊の姿はある、だが、連中は忙しなく動き回っていた、どうやら本部の爆発が効を奏したらしい。
 「では、始めましょうや、同志。」
 俺達は、警官隊に対し一斉に銃撃を加えた、突然の銃撃に慌てる連中に、更に2斉射。
 裏門を固めていた、警官隊が次々に倒れるのを見て、俺達は突撃した。

 「不味いですな、思ったより数が多い。」
 奇襲は成功したものの、予想外に多い警戒隊に阻まれ、俺達は包囲を抜けられずにいた。
 堪えてはいるが、既に2人が殺られた。
 「はは、参りましたな、このままではジリ貧というヤツでありますな。」
 バリケードから覗く警官を撃ち倒しながら、戦争屋が笑う。
 「だが、今更引けまい、だったら突破するまでだ。」
 「いい思い切りですなあ、最高の舞台だ。」
 戦争屋は実に楽しそうに笑う、なんて奴だ。
 「いいでしょう、残りの爆薬を使って突破口を開きます。」
 「貴様がやるのか?」
 「他に居らんでしょう…同志、自分は貴方の革命を支持しとります、生きていたらまたやりましょうや。」
 戦争屋の仕掛けた爆発を合図に、俺達は待ち構える警官隊に突撃した。

 すっかりと静かになった。
 港の倉庫街には、海鳥の鳴き声だけが響いている。
 先程まで、耳を叩いていた爆発と銃撃の音が、まるで嘘のようだ。
 船のある場所までは、まだ暫くはある…俺は倉庫の階段に腰掛けた。
 「クソ…熱いな…」
 海辺に射す日差しのせいではない、熱いのは腹の傷だ。
 戦いの中では気付かなかった傷が、今になってやけに熱い。
 気が付けば、流れた血でズボンがべっとりと濡れていた。
 「最悪だな。」
 見上げれば、青い空から夏の日差しが、じりじりと射してくる。
 全く最悪の光景だ、この糞みたいな世界を、美しく照らしていやがる。
 ふと、見上げた青空に黒い染みが生まれた。
 それは、まるで硝子が罅割れるように、世界を包んでいく。
 「はは…ははは…」
 そうだ、これだ、俺はこれが見たかったんだ。
 この下らない世界が、黒い罅に覆われて壊れていく。
 何とも、痛快じゃないか…なあ…